預ける預けない

インドはねぇ、いきたかったんすよねぇ。
そんな思いは暫くはかなえられないかも。それはそんなポジションと生活と体力と、いろいろとないまぜで。いやあ近々は無理。
別にどこでもいいんだけど、自分の限界を超えて一段階覚醒できるとこなら。
アフリカでもエジプトでもアムスでも、なんでも。
ま、そんな外界の刺激でしか変われないないなら、どうせ変われないや、普段の日常で一皮むけろって思うのは、
前向きなのか、言い訳なのか。
なんでインドなのかっていうとやっぱ、「ムー」の影響がデカい。
もうね、中学生のころと高校生のころは生粋のムーキッズだったから。
瞑想とか、ヨガとかね、そこの延長の超能力とか解脱とか、
だいぶ夢想したなあ。
その地点に行きたいと思ったけど、そこに行くには、何かの主義主張とか宗派とか教祖とか、そんな物に自分を預ける事は必要だったんだよね。
そこってインドの話じゃなくて、夢想の話。
今にして思うと、ナニカは変革したかったんだなあ。
宝くじでも、仙人修行でも、超能力でも、ドロップアウトでも、スーパーマンでも、
なんでもいいから変わりたかったし、なんかやらかしたかった、学生時代。
あん時にどっかに、誰かに自分を預けてたら、一体何が起こってたんだろう。
誰のせいでもなく、牢屋に入ってたりしてね。ちょいとゾッとする。
ちょうど夢想の真っ盛りの時は、預けきれない自分をふがいないと思ってたりして。勇気に欠けるなぁなんて思ったりして。
でもやっぱ、なんかヤだったんだよね。
自分なんてなんでもないんだけど、たいしたこと無い野郎なんだけど、全部預けるのはヤだったんだよ。
今、冷静になって思う事は、少しの分別ついて思う事は、
預ける事も、預けない事も、どっちも進み方としてはあるけど、
預ける事の方が楽だけど、
そうでない道を選んで、そしてその上でなんか実現したほうが楽しそうだって事。
まだ実現してないけど、途中だけど、その方がなんだかいいじゃんね。
頼らず、甘えず、
自分の中のちょっとしたきらめきを信用して、ちょっとしたきらめきを大きな輝きに磨いていくのが面白いかなあと。
しんどいトコもあるんだけどね。そっちの方が面白い。
なんでかしんないけど、そんな事考えるモードになった。
今日のライブで見たバンドのせいかもしんないし、
マッスーと源ちゃんの誕生会のせいかもしんないし、
そん時に話した話のせいかもね。
どうだろう、
そんな友達が一杯増えたら楽しいね。
それぞれ勝手に自分が信じてる事やって、
それが大きく繋がって、
勝手なんだけど、それぞれが「お前面白いなぁ」「結構頑張ってんなあ」「やるなあ」なんて言い合って、
たまに喧嘩したり、はりあったり、お互いに気にしあったり、でも3年後にしみじみ和解したり、
なんて事が一杯あるといいなあと思う。
どかな。