今日の感想

CDJの二日目を見ていろんな事を思ったけど、
まず始めに言いたい事は、volaはもう充分にvolaなんで、
コスモである必要は全くなくて、ギャラクシーでいいと思った。
僕はいつも何かを贔屓目で見るんだけど、時々は贔屓目を取り払って見る事も出来る。そんな視点でも、そう思った。きっとみんな思ったでしょ。
硬いはなし、あれだよね、
ロック方面でとことん詰めて行くと、大抵の場合は難しいバンドになっちゃう。
ものすごく上手いんだけど、全然つまんないってのも、違うような似てるような話。
とても平たく言ってしまえば、人気と実力が一致しにくいのはスポーツの世界とか政治とかでもあること。バンドだってそうで、
両方求めて、両方手に入れられる人って、ごく僅か。
volaはそこを目指せる、とっても珍しいバンドなんだって確信した。
lost in timeのステージを見て思った事は、
こんなに生々しくて、胸に迫るライブやるバンドなんだし、来年のアルバムも、もうどうしようもないくらい、染みる感じなんで、
いっその事、一刻も早く大ブレイクしちゃって、紅白でてドームでコンサートやってみたいな事になった方がいいと思った。
大袈裟でもないよ。そんな事が似合うバンドだと思ったよ。
ただ思っても実現しないんで、アーティストもスタッフもそこに向かってエネルギーを集中するのがいいと思った、マジで。


今年のCDJで突然思ったんだけど、お客さん落ち着きないね。
こういう感じが今どきのフェス文化なんだろか。
いろんなステージがあって、いろんなバンドを2、3曲ずつちらりと見てって、そんなタイプの人が増えてるように思った。
それって、テレビだったらザッピングだし、PCに向かってネットサーフィンする感覚にも似てるし、
携帯の着ウタで満足したらCDいらないって感じにも似てるような気がする。
全員がそうだって言う気は全くない、もちろん。そうで無い人も一杯いるしね。
ただ、大雑把なイメージではそんな人が多い感じがした。今年は特に。
あ、それが悪いとか言ってないよ。そういう時代なのかもしんないし。
たまたま僕がそんな風に感じちゃっただけかもしんないし。
悪くはないんだけど、意識はしないといけないのかなと思った。ハッキリ分かってて、それから自分の態度を決めないと。
ちょいと考え込んだ。
あと二日。見ながら考えます。