BAZRA

QUEでワンマンやってたので見に行く。
昨日の晩はあまりにも面白かったので、帰りが相当に遅くなってしまって、
今日はなにやら、体が重い。しまった。
BAZRAのワンマンはひさしぶりだ。
札幌のも相当にいかったと聞いてたので、楽しみにしてた。


始まってみたら、かなりびっくりした。
ライブが上昇気流ってのは、聞いてたけど、こんなにアガってるとは。
バズラにはいろんな変遷があるけど、今の感じが一番いいなあ。
下世話な言い方だけど、「音楽とは音を楽しむこと」そんな言葉が似合ってる。
こんなモードになったのは実はこの冬からで、最近の事。
別に肩肘はらなくても、カッコつけなくても、目で威嚇しなくても、音楽だもんね、そんな感じ。
たぶん、バンドとメンバーの状態がいいんだろうなあ。
自信があって、楽しんで、目の前にいるお客さんをもっと楽しませて、そんな事が実際に起こってる。
ロックとか、バンドとか、バズラとか、いろんなカテゴリーや建前の壁を取り払って、
人としてのチャーミングさが染み出してきてて、僕はこの感じ好きだなあ。
途中のMCとか、ものすごく響いたもん。
「体温」て曲あって、これは僕らが彼らと知り合った時からやってる曲なんだけど、
それやり始めた時は、
札幌で初めてあった時の事
東京の初ライブがさんざんだった事、
ブリッツでのイベントもしょっぱかった事、
まだ、早いつってんのにメンバー全員が上京しちゃった事、
ライジングに出て、感動的だった事、
何人かのスタッフと別れ、何人かのスタッフと出会った事、
代沢から離れてエイベックスで活動する事に決めた日の事、
去年の秋924の事
 とにかくいろんな事思い出して、ホロッと来たよ。


ま、思い出詰まってるから、素敵なライブだったって言ってる訳ではないのよ。
そんなこんな、思わせてくれるのも、ステージ上のグルーブが確かなもんだからなのよ。
いい思い出も、悪い思い出も一杯あるけど、やっぱ、今日のライブが一番じゃね?
ロックの魅力とか、バンドの魅力、ライブってこういう事なんだって、
そんな事感じさせてくれるまで、よう育った。鉄平の横幅の事でなくて、よう育った。
思い出の話じゃないよ。ライブがね。


打ち上げがあって、節分気分。
たぶん、お面が小さいだけ。顔が大きいのではないと思う、たぶん。
たぶんね。


あらら、今日もやっぱり帰りは遅いけど、
しょうがないなあ。
だって、気持ちよかったんだもん。