POLYSICSアルバム発売
昨日、ポットショットの打ち上げが深夜にわたるというよりは、
早朝まで続いてたので今日はフワフワする。
なにやら神妙な気持ちでタワーの新宿と渋谷を見に行ってみたりする。
ほうほうほう。
やってますね。
「 Now is the time!」ってタイトルのCDなんだけど、まさにそんな感じ。
来た来たって感じ。

- アーティスト: POLYSICS,ハヤシヒロユキ,ムトウフミ,Michael Donald Chapman,Nicky Chinn
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2005/10/19
- メディア: CD
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最近はどこいっても『ポリシックスはよくここまで盛り返しましたね』
みたいな事言われる。
多分、褒められてるんだろうけど、えーそんなに苦戦してるようにみえた?
どこが?盛り返すってなによ、とも思う。
楽しんでんのにね。
かなりの頻度で言われるよ、CD店の人、イベンターの人、雑誌の人、放送局の人。
ここ何年か積み上げて来た事が今年開花してる感触はかなりある。
海外での受け入れられ方でも、国内のフェスでの反応も、アガッてる。
まぁなによりライブの中味がかなりアガってるもんね。
で、そんな事は重々承知なんだけど、ハッキリと分かる答えも欲しいじゃない。
一連のいいムードは一体なんに結びつくのか、ムードいいだけで終わるのか、なんか産むのか。
そういう訳でこのCDが世間にどう受け入れらていくのかって事、具体的にセールスは何枚なのよ、
それは前作から上がってんの下がってんのって事がとっても気になる。
で、かなり増えてた。
増えてたよ。
発売日を迎えたばっかりで、まだまだ一日目なんだけどね。
しっかりと増えてた。
ここ2年くらいの精力的な活動がそんな結果に結びつくんだと思うと感慨深い。
がんばってもね、真剣にやってもね、結局なんにも変わらないって事も沢山見ちゃったので、
それはとても嬉しい。
ヤノ君が加入して一年だっけか。
その変化がいい変化だったって信じられる根拠をもプレゼントしてもらったような。
ヤノの人生ってすごいよね。
ポリに加入する前、ほんの一年前は学生だもんね。ちょっとドラム叩ける学生ってだけだもんね。
ポリに入ってすぐ、初仕事に近いのがアメリカツアー。
そのあとイギリス行って、ヨーロッパも行って、
いきなり人生初のレコーディングに突入して、プロってすげえなって思ったり、もまれたり。
海外でもレコーディングしたり。
夏フェスはひたちなか、ライジング、サマソニ、音魂。スペインのフェスも行ったな。
もう、どんな大きいとこでも平気ですみたいな。
ダムドのフロントアクトやってみたり。マキシモのフロントアクトやってみたり。
一年でだよ。加入一年目。プロ生活一年目。
普通に学生だった人で、メンバーともスタッフともなんの知りあいでもなく、突然にメンバーになった。
急にプロになっちゃった。
しかも、普通のプロでない。
こんなにね、特殊な動きのバンドいないと思うよ。
田舎の友達に言ったら「ウソだろそれ」って言われると思うよ、ヤノの仕事内容っつうか活動内容。つうかポリ。
本人にとっては相当にめまぐるしく、苦しい事もあっただろうけど、それはね、はたから見たら、ズルいくらいラッキー。
そんな経験する人いないと思うわ。
すごい人生、すごい運。
僕ね、そんなヤノの運はすごいと思うし、そんな運を持つヤノをメンバーに持つポリってすごいと思う。
縁起かつぎじゃないけどね、
ヤノはポリに出会って人生が変わったと思う、だからこの後は、ヤノがポリの運命を変える番だと思う。
影響与えたり与えられたり。そんな事がいいと思う。
まだまだ先かも。すぐかも。
全部勘違いかも。そんな事ないよ。ないない。期待してます。
夜はザーザズー。
発売日の今日、タワーの両店でCD買って抽選で当たった人が半分、
ぴあの読者招待で来た人が半分。こっちも抽選。
お客さんやたら熱い、楽しんでる。ウェルカム。
実は開演前から、僕は眠い。
始まって3曲ぐらいしたら立ってられないほど眠くなってしまった。
昨日早く帰ればよかったと思っても後のマツリ。
危険な賭けにでて、大至急ビール3杯。
驚いた事に目が覚めて来た。
勝ったのか負けたのかは分からんが、賭けの結果目が覚めた。
ライブはもちろんいい感じ。
発売日は今日。今日の今日やれるって嬉しさが伝わって来る。
タワーの抽選で来た人は買ってる人。もう買ってる人がこんだけいるって実感出来る。
あんたも当たって嬉しいだろけど、俺もうれしいよ、そんな意味の事をハヤシくんは言ってたような。
口調は違うけど、ニュアンスはそんな。
テクマがあってDJハヤシがあった。
自分でもびっくりしたけど、ハヤシくんがかけた BOOMの「風になりたい」を聞いているうちに
『僕も英語が話せるようになりたいなあ』って真剣に思った。
どことどこが繋がったんだろうか。ほんとに不明。
そのあとにかけた相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」もかなりいろんな事考えた。
あれはハヤシくんがリミックスしたテイクで相川七瀬のベストの初回特典のボーナス盤に収録されてるんだよね。
あのテイクね、かなり好き。
完成前の話。
バックトラックつくるじゃない、伴奏ね。歌はあとからつけるけど、歌なしだと雰囲気でない。
作業中に入れておくウタの事を仮ウタっていうのよ。
曲の構成とか雰囲気が分かりやすくなんるので、誰かが歌っておく。後で消されるテイクなの。
その時はカヨちゃんが仮ウタ歌った。
それがね、とってもいい味の仮ウタだったのよ。
これは仮ウタではもったいないと思ったもん。
でも依頼の内容は、相川七瀬のベストの為だもんね、元々は。それはどうしようもない。
そのテイクの事はあきらめる。
でも、あの時に聞いた歌は忘れられないなぁ、そんな事思って三つ編みヒロインの制作にたどりつくのよ。
そう、夢見る少女じゃいられない」が無かったら「三つ編みヒロイン」は無かった。
そんな事思って、いろいろ思って。
夕方ぐらいは帰る気満々だったけど、
ぴあの主催なので野口さんと中尾さんが来て、キューンの人も中山さん白井さん
ハッチャク含んでオールスター模様なので、帰る訳にもいかず。
それはウソ。
なんだか途中から楽しくなっちゃってて、帰る気ゼロ。
明らかにくたびれてるのに、ハイになっちゃって帰らないのは悪い傾向。
後で、ズドンと疲れるはず。
いいよいいよ、あとで休息すればいんでしょ。
今日はだいぶ語らいましょか。
あんた帰るの?僕帰んないけど。
明日の事は後で考えろ。
そんな気にさせられる事がいいのよ。滅多にないんだけど。滅多にないよ。
結局朝早く帰宅。
気持ちは後悔してないけど、体は後悔してるみたいだ。
うす。
週末は休息。