ライジング二日目

今日は、夜にBIGMAMALOST IN TIMEを見るのがテーマ。
しかし、昼には目が覚めてしまう。
まぁそりゃそうだ。
ホテルにいても仕方ないので、会場に行く。

しかし、まぁみんな肉焼いてんなぁ。
日本でこんなに沢山のテントが張ってある場所って他にあるんだろうか。
こんなに沢山の人間が同時にバーベキュー焼いてる場所ってあんだろうか。
僕インドアなんで、アウトドアの事さっぱりしらないんで、
そんな風に感心したりする。
とっても贅沢な楽しみ方だよね。
「肉焼いてねえでバンド見ろよ」なんて事を言う人もいるんだけど、僕はそうは思わない。
べつに何処で焼いてもいいんだけど、やっぱ音があって、仲間がいるとこで焼きたいんだから、それはとってもフェスらしい楽しみ方の一つなんでないだろうか。
とっても遠くの方にステージあっても、そこには音が届いてて、テントの中で横になってててたとしても、ちゃんと聞いてる、ってそんな事がそこここで起こってる気がする。


夕方サカナクション見た。ムーン。
気持ちいいね。
密室で見るのが醍醐味みたいなイメージも持ってたけど、こんな開かれた場所で、サカナクション、聞けるのはいいね。

あとはグリーンオアシスに移動して
9時にモーサムみて、10時台にビッグママみて、ロストまでいっぱなし。
うむ、これは移動しなくて楽でいい。
別に楽したいわけでないけど、たまたまそういう並びになってて、大変嬉しい。二日目だし。
モーサムはギラつきと、手練れっぽさが同居して、似合ってたな。
ライジングは夜のフェスって思う。
もちろん昼もいいけどね、でも夜歩きするのがいい。
ビッグママはライジング初登場。
ライジングのお客さんにはなじみないのかなぁと思ってたら、
沢山の人が集まってて、驚いた。
ビッグママのライブを全部みてるわけではないけど、あっこれはベストアクト更新ではないかと思った。
バイオリン伸びやかだった。金井くんは相変わらず丁寧に妄想してた。


ロストインタイムは、12時近く。前で立ってる人、遠くで座って耳を澄ましてる人。
遠いあかりのまわりにぐるっと人が集まってるような、
これちょっとクアンプファイヤーっぽくないだろか。言い過ぎか。
ホント.夜が似合うなぁ。
晴れてるとはいえ、少し肌寒いくらいの気温も似合う。
澄んだ夜に澄んだ声が聞こえるって、
ライジングの夜中にすんごい似合ってた。



今年のライジングの特徴は、アーティスト数を絞って各バンドの持ち時間を増やした事。
70分とか60分のステージもあって、一つ一つのバンドをじっくり堪能できる。
今年は通し券のみの発売ってこともあって、
「腰を据える」って事がキーワードなのかなと思う。
夏には沢山のフェスがある時代。それぞれのフェスが特徴をださないとさっぱり面白くない。
今年のライジングのあり方は、この場所とここのお客さんにばっちりあってるんでないかと、そう思った。

二日とも晴れててよかった。
いい思い出ができました、っていったらジジ臭い?要するに楽しかった。
帰りのご飯もウマかった、とっても楽しい二日半だった。ありがとう。