ライブのことも

いろんなバンドみたけどね、ウチでリリースしてるバンドも、なにやらOB気分なバンドも一杯見て、いろいろ思ったよ。
なかでも驚いたのは黒猫チェルシー
面白いバンドだとはずっと思ってたけど、雰囲気とかムードとか、あるいはまだ開花してない才能への期待だったんだ。
でも、ひたちなかで見たときは、バンドとしてすんごく面白くなってた。あれま、男子三日なんやらかんやら。
伸び率では圧倒的に黒猫チェルシーじゃねえかな、と思った。

で、僕の個人的なメインイベントはエーチャン。
でもね、三日目のグラスのトップのエーチャンと、レイクのトップのポリシックスはかぶってる。
ああ、こんな時どうしよう。
ポリはまたすぐ見られるけど、エーチャンは滅多に見られないから、などど一瞬は思うけど、一瞬だけ。
そういう時にこそしっかりと見ないといけないと逆に思う。
とはいったもののとっても気になって実は4曲ほどみさせてもらって、バックヤードを猛ダッシュ。自分でもこりゃ間に合わないかなと思ったけど、ポリの頭、SEから見れたよ!
さてさて、エーチャンだけど、
もう登場するだけで大歓声。曲はもちろんだけどね、エーチャンがごく普通に水飲んだだけで客席わく。
シャツのボタンに手を掛ければそれもわく。そしてシャツぬいだーっつってまた沸く。
いや別に裸じゃなくてタンクトップになるだけなんだけど、沸くんだよなぁ。
これすごいと思わない?
いや、実際僕も興奮したもん。一挙手一投足に。
あれは自然に発生するオーラなのか、それともショーとして綿密に計算されてんのか、
月並みな答えでアレだけど、きっと両方なんだろうなぁ。
それにしても、すげえなぁ、すげえなあと思いながらレイクまで走る。
ポリは夏フェス仕様で、パイロットとキャビンアテンダント
小物までバッチリ。黒いキャリーバッグも衣装のウチ。
そしてライブは午前中でも全力バースト。
ん、ん、ん、
うまく言えないけど、演奏や曲がバッチリなのは当たり前で、その上で、どんな存在感でステージに立ってるのか。そのためにはどんなディティールを大事にしなくてはいけないのかって、あれ、これ同じだ。
登る山も違うし、登る方法も違うんだけど、なにやらとても大雑把には同じ空を目指して登ってるような気がしてならない。
昼の日中に盛り上がってるポリシックスみてそんな事思うのは僕だけだろか、
いや、あんまし間違ってない気がする。
あと三日目で印象に残ったのはテレフォンズかなあ。
フォレストがパンパンで、見えないとこにもお客さん一杯。
モンキーディスコに引っ掛けて、猿の気球人形もっってたんだけど、
あれ、わかった?
モンキーじゃなくてゴリラでしょって突っ込みももらったけど、ライブ以上のパーティにしたいって意気込みだけは少し伝わったよな。どうかしら。


ほんとはもっと、沢山のバンドの事に触れたいけど、
それじゃ本が一冊できちゃう。
なんか、いろんなドラマがあっていいね。
で、この先もいいドラマだといいなぁ。
お疲れさま。いろいろ面白かったね。