サマソニ

幕張のサマソニにいったよ。
おかげさまで、テレフォンズはダンスステージ、パンパンで二曲目で入場規制。
高木さんという、EMIではかなりエライ方が、ごく普通に、整理のバイトの人に「もう入れません」って止められて、
高木さんは事情を話していれてもらったそうだ。
それは一体どんな事情でどんな説明だったのかぜひ聞きたい。
あ、すません、高木さん、これちょっと面白いいい話なんで書いときました。茶化してるわけでないす。
とまれ、今日の出来はどうだろう。お客さんの数と熱気にちょと押され気味かな。押し返そうと頑張っちゃう姿勢はずいぶんいんでないかい。
完成度を求められるバンドもいるし、一つのバンドでも、ガキのようながむしゃらさが必要な季節も、少し落ち着いて力抜けてるのがカッコいい季節もあったりね。
ナマモノ感がいいんでないだろか。


さてさて、ダンスステージのトップだったんで、すぐに仕事が終わってしまう。
一発目で出番終わったら、あとはエンジョイ。
これもフェスの楽しみ方の一つだなあと、結構デカい一つだなあと思う。
もう一方では、ヘッドライナー扱いで、他のバンドやスタッフが出番終わってのびのびとしてたり、ここぞとばかりに飲んじゃってたりするのを横目でみながら、じっと自分らの出番待つ、ってのもこれもフェスの醍醐味だったりする。別に飲みに来てるわけじゃないしね。最後にでてってどんなアクトするか、それこそ一日中、マグマを溜めて、一気に放出する瞬間てのも、これやっぱりね、大きな喜び。
でもま、今日はテレフォンズにくっついて来てるんで、すぐに仕事は終わってしまう。
なにしろ、今日はたまたまリハが出来たもんだから、朝早い。
張り切って楽屋で一眠り。
うん、それは後半に復活するため。
起きたらパッチリだった。
ジョーンジェットみて、ちらちら浮気しながら歩いて、加藤鷹さんのトークショーみて、トムトムクラブみて、うろうろしてからCSSみて、スペシャルズ
大変失礼した。
実はあまり期待しないでいて、ちょとした青春の思い出っつーか、残り香を楽しもうと思ったスペシャルズ
ほんとよくて、すんごいよくて、
ひっきりなしにビール飲んで、撃沈。大分オフィシャルバーの売り上げに貢献した気がする。あれ、コップちっちゃくねえか。いや、それは言い過ぎだろ。
とにかく、あー、堪能しました。
仕事で行ったフェスでこんなに楽しんだのは久しぶりです。
いつも思うけど、サマソニのカジュアルさはいいね。だって今日はB'zがいて、LADY GAGA GAがいるんだよ。明日はビヨンセだよ。
その一方で、超のつく新人がいて、レジェンドがいる。
ラインナップのバラエティさと言えば聞こえはいいけど、ムチャクチャしよんなあって言う人もいる。
悪くいえば、味噌も糞も一緒だけど、その雑多さのなかに、芯が通ってる気がするんだよなぁ。
そういう意味では発見が多いフェスだと思う。
つまり、ふところひろいんじゃないかな。
なにがあってもびくともしない感じがあって、それいいなぁ。
なんて、今年の感想す。