the telephones

daimas2008-12-06

SUPER DISCO Hits!!! the telephones ONE-MAN SHOW!!!?『Love&DISCO EP』SPECIAL RELEASE PARTY?
タイトル長いね。
うん、そう思う。
でもそういうとこに思いが込められてると思う。
驚いたことに初ワンマン。
えっ今さらですかって言う人と、ああそうね新人だもんねって言う人と、どっちが多いんだろう。
とにかく異常なスピードで走りきった2008年。
ラフォーレ原宿800枚は即完だった。
せっかくのワンマンなんだから、初ワンマンは一回しかないんだからやりたいだけやれって半ばヤケクソ。
ミラーボーラーも今回のりにのって、前日突然に電話してくる。
「えーと思いついたんですけど、3メートルくらいのデカいの一発吊りたいんですけど」
図面見たら、燃えに燃えたけど、どう考えてもお客さんの邪魔なんで断念した。
だって天井って5メートルくらいなんだよ。
ステージに沢山白い管。
あれ、ウィルカラーっていうんですよ。白いだけかとおもったら、いろんな色が出るんで驚いた。
あとね、ストロボ。
あれはそこらのストロボではなくて、システムストロボって言うんだって。
とにかくステージだけでなくて、客席をどう照らして、どう揺らすかって考えて、
天井中にストロボ埋め込んでみた。あれかなりいいでしょ。

とかなんとか舞台スタッフと打ち合わせしつつ、
あとはメンバーが、最高に頑張って、
なんだ、どんな仕掛けより、メンバーの裸のパワーが強いじゃねえかって、
そうなるかなんないかが、スタッフとメンバーの勝負みたいなとこあったけど、
やっぱ、今回もメンバーの勝ちでいいんでないだろうか。
それを求めてたし、それがライブなんでないだろうか。

最新作Love&DISCO含め音源化された曲は全曲やった。まっさらな新曲も一曲。
テレフォンズがそんなに長いライブやれるとは思わなかった。
本人も初めてだから、分かんなかったと思うけど、
いろいろ途中のトラブルもありながら、見事にやりきった。22曲。
もっとシンプルにそぎ落として、タイトなセットリストにする事も可能だったと思うけど、
メンバーはそっちを選ばなかった。
メンバーが求めるテレフォンズらしさは、
全部出す。出し惜しみしない。
最後のほうは疲れ果ててて、グズグズになったとしても、とにかくやりきる
って事だった。
そうね、初ワンマンだもんね。
完成してたら気味悪いかも。小六で東大卒業、14才でIT長者みたいな。
早いスピードで今の位置まで駆け上がったテレフォンズだけど、促成栽培なワケねえだろって、
その前も結構やってたんだぜって、そんなメッセージだったと思う。
あとひとつは、
ツーマッチ。
とにかく全部だせ。みたいな。
全部盛りしかないラーメン屋みたいな。
そんなアホらしい事考えるのが彼らなんでないだろうか。
それは演出にも、セットリストにも、ライブパフォーマンスにも、いたるとこに現れてたと思う。
アーバンディスコの時の照明やストロボ、煙などなどの全部盛り具合には、あまりに感動して腹を抱えて笑ってしまった。
そういうのが似合うと思う。
とびっきっり楽しいパーティにようこそ。こんな脳天気なパーティの首謀者は、実はグシグシ悩み多き人だったりする。
それはとっても信用出来る気しませんか。
だからこそ、今日だけはここだけは、思いっきり。
とか思ったんだよなあ。
このまぶしいくらい陽性なオーラは来年もさらに継続して拡大するって思って嬉しくなった。
なんだ、来年もいいことありそう、ハッピーになりそう。
そんな心持ちにさせてくれるワンマンだったです。