Leecher

Leecher
おっと出た、とうとう出た。
スパルタの新譜。
いつかそんな事になんないかなぁ、でも無理だろうなぁって思ってたんだけど、スパルタローカルズが代沢から出た。
とても嬉しい。
そしてそんな小さい事よりも、
中身が素晴らしくカッコいいのが何より嬉しい。
ライブのテンションの高さ、ゴリッとした感じ、あらくれた匂い、
そんなものをCDに封じ込めるのは実は結構難しい。
狙えば狙うほど、遠くなっていったりする。
ほんの時折、
初めてCD出すバンドが出会い頭の偶然で、そんな音を作ったりする事があったりして、
それが名盤て呼ばれたりする。
もはやベテランのスパルタが
こんなギラギラした、ザラリとしたアルバム作るなんて、
すげえーすげー。
とっても嬉しい。
おかげさまで評判も上々で、
雑誌の人や放送局の人、CD店の方々によく褒められる。
そして「移籍してよかったですね。フィールド変えてよかったですね」って度々言われる。
ああ、よかった。移籍先がクソですねって言われなくてよかったよ。
それもこれも、このCDの中身のせい。Leecherがカッコいいからみんなそう言ってくれるんだけど。
スパルタのアルバムで一番好き、こんなの待ってたって言い方してくれる人もいる。もちろん、それはそれぞれの感じ方だけど。そりゃあそれぞれ。
でも、僕も実は一番好きです。
だから、みなさんほんとみなさん聞いてください。