本当の事を言えば

ここ数ヶ月、若干スランプ気味だったかも。
何日か更新が止まったのもそれね。きっと。
なんだかよく分かんなくなって、なんでもよくなってた頃があったかも、
かもってなんだ。
うーん、それは難しい。
気分が上でも下でも生活は続くもんね。
止まるわけにはいかない。
悪いときでも、それまでに身につけて来たフォームでなんとかなったりする。
なんとかなる事が重要ではないけど、
魂は入ってなくても、フォームだけですり抜けて、やり過ごせる事も多い。
そんな期間は必ずあるので、フォームに感謝したりする。


一昨日のエントリーにあったように、
調子悪くても、効率悪くても、スイスイいかなくても、なんとか少しずつ前進する事に向かうとだいぶ、気分は前向きになった。


前向きになってくると見えてくるものもある。
あれは、なんの悩みだったんだろうか。
仕事として音楽を選んだときの動機はハッキリしてる。
自分がそのバンドが好きで好きでしょうがなかったからだ。
仕事を覚えて、時間も経ち、年長にもなって、責任も出てきて、
いろんな事を考えなくちゃならなくなった。
アーティストにとっても、ウチのスタッフにとってもCDが売れるって事はとってもいい事だ。
みんな食わにゃあな。
最低限の生活が保障されないと、音楽まで順番がいかないよね。
食費とか家賃とか、そのあとでギターの弦とか。
そんな事もいつのまにか背負った。
でも、そればっか追求してたらその先ってどこに行くんだろう。
とりあえず「関ジャニ」でも取り寄せて研究してみるか。ほんとかよ。
そんな気分も20%くらい入ってきて、それはそれで意義あることかも、なんて思ってたけど、
それは迷いね。
別に悪口でない、それは誰かがやればいい事で、自分がやりたい事ではない。
自分がやりたい事はなんだろう。
自分が好きな音が聞きたいんだ。
自分が好きな音楽が世の中に出て行く事を実現したいんだ。
僕が歌うわけでも演奏するわけでも録音するわけでもないんだけど、
サポートは出来るし、それを広げていくアイディアと方法論はあるような気がする。
なんだ結局、学生の頃、学園祭やってる気分が、僕にとっての正解なんだ。
そんな事を改めて思った。今更ね。でもちょっと迷う時間も必要だったのよ。
そんな時間がないと、もう一回そこに戻れなかったり。戻ったのでいかった。
自分が聞きたい音楽ばっかで、学園祭出来ればいい。
何年も続く為には、お客さんも喜んで、チケット売れる事も必要よ。
誰も来なかったら、来年は出来ない。
でもそれは2番目ね。
まずは、自分がホントに好きなもの。
あ、もちろん、それが沢山のアナタと一緒でありますように。
そんなね、一人だけ好きなもんなんて、たいしたもんでないって事には気づいてるよ。
僕も好き、アナタも好き、なんだみんな好きだったんっじゃん。
そんな事はいくつか出来たと思うし、これからもいくつか。
出来れば一杯だけど、数が目標でなくて、いくつかでいい。確かなものがいくつか集まって結果として一杯だったら、言うこと無い。
そんなこんな思った日。
いい日。
なんか、やる気でたよ。