地味だなあ

最近は納豆好きになりました。
前から程よく好きだったんですが、
ネギとカラシの他に白ゴマを入れると、ことのほか美味しく、
なんで今まで出会わなかったんだろうって気になりました。

冷蔵庫のゴマが切れたので、
深夜にあいてるサミットまで行って、
ゴマ買ってきたら、なんか感触が違う。スカスカっとしてる。
これは一体なんだろうと、袋をマジマジと見てみたら、
『洗いゴマ』と書いてある。
「丁寧に焦がさぬように煎ってから食べてください」
と書いてある。
えっ、そうだったの。
僕が買うべきだったのは、煎りゴマであって、洗いゴマではなかったのね。
聞いてないよ。
まぁしゃあない、
夜中にフライパンで煎ってみる。
説明書きには
「二、三粒、はね始めたら、火を止めてあとは余熱で」
とあるので、その通りにする。
フライパンの上で、四粒はねた。
火をとめて眺めていると、
余熱のおかげで、他の粒がどんどん踊りだす。
パンパンパンパンはねちゃって、レンジの回りがゴマだらけになってしまった。
床に散らばったヤツ拾ったり、
なんだか、手のとどかないミゾとかに入って、それほじったり、
なんで自分はこんな夜中にこんな地味な事やってんだろうなあって気になる。
すべては
洗いゴマと煎りゴマの違いを知らなかったことから始まってる。
それを、聞いてない、なんて他人のせいにするのは傲慢だ。
あーもっと謙虚に勉強しようと思ったです。

それにしても、
フライパンに蓋すれば、そんなに後悔しなかったのになあと、少し後悔。