帰省

daimas2008-09-15

三連休を利用して帰省しました。
自分でも気がつかなかったけど、この前の「子供のこと」ってエントリーを書こうとした気分は、そっから出てたんだなって、今更ヒザを打ちました。
コメントよせてくれた方、ありがとうございました。
ちょっとがらにもなく真面目だったんでヒヤヒヤしてましたのでありがたかったです。


学生の頃に上京してそのまま住み着いて仕事も始めてしまったので、田舎にいた期間より、東京にいる期間の方が長くなってしまいました。
学生の頃は言うに及ばず、それからずっと後になっても滅多に帰省しなかったです。
5年に一回とか、そんな風。
帰ると安心するんだろうなと思ってはいたんですが、帰っても何もすることなくて。顔みせるだけでいいんだけど、顔みせるだけってのも、結構もてあますもんなんです。
いやあほんとになにもさせてくれないんですよ。
新幹線降りると、駅前で待っててくれる。
ありがたいけど、75歳の父親の運転で実家に帰るのは、かなり恐縮。
実家では、時間も腹具合も無視して1日に4食ぐらいどんどん出て来ちゃう、それも明らかに食べきれない量。
ちょっとぼんやりしてると、タバコ吸わないのかって聞いてくる。
いやいいよって言っても、買ってこようかって聞かれて、それ断ると「これで買ってこい」つって手に二千円ほど押し付けられる。
うーんとボク一体いくつだっけと、天を仰いだりするんだけど、
万事がこんな調子。
大変にありがたいんだけど、何もさせてくれない。
でもまぁ、いつまでたっても子供で親なんだろうなと思います。
とっても世話を焼きたいのだろうから、たまにはなすがままにされて、思いっきり世話を焼かれてみようかと思ったり。


子供が出来てからは、焦点が『孫』にあたるんで、だいぶ楽になって頻繁に帰るようになりました。
孫、いいみたいっす。
1年に2回ほどなんですが、そのペースは僕の両親にしてみれば驚異的なペースだったらしく
「なんでこんなに帰ってくるんだろう。あいつも年とったのかな」なんて台所で二人心配顔で相談してたのを小耳にはさんじゃいました。
どうみても、年とったのは両親なんですけどね。


山の奥の方の温泉に連れて行かれて、お土産屋を覗いたら、マタタビ酒を発見。
空瓶だ。角瓶だ。そして手書きラベルだ。ラベルっつーよりシールだ。
これって手作りとかそういうの通り越して、自分ち用だよね、どうみても。
「これ売り物ですか」って聞いたら
いい具合に年輪刻んだ顔のお婆ちゃんに「1500円だよ。元気でるよー」って力強く答えられたので、買っててみた。
なんのひねりもなく、木の枝を焼酎につけ込んだ味がしたので、軽くショックを受けたので、報告します。