最初に選ばれたのはフミの血だった。

なんて書くと、悪魔方面とかですね、ゴシックなオカルトの展開ですが、
そうではなくて、よい天ブログです。
ひたちなかに出店するのはあくまで、よい天なのだから、思い入れも思い出ももちろんあるけど、daimas cafeの時のカクテルのことは
全く忘れて、イチからやろう、そして、よい天オリジナルを作っていこうと
珍しく熱く、真面目に語ってたんですね。当然場所は、よい天。
そしたら、カウンターの向こうはじに、POLYSICSのフミちゃん。
おっと珍しいとは言えない。そんなに珍しくない。ツアー以外はよく見る光景。
なんかの拍子にこんな会話になった
「世界中どこにいっても伝わる言葉は、私の場合『ブラディメリー』です」
うーん、すごいっす。世界を股にかける、しかも酒好きなフミちゃんからしかでてこないっす。
アメリカでもね、日本語風にビールつったって出てこない。銘柄はなんて聞かれて、クアーズっていってもみてもさっぱり。
ドイツとかスペインとか英語でないとこもいくわけです。
でも、どうしても飲みたい訳です。
言葉が通じにくいからつってスゴスゴとホテルかえるような根性ではないんです。
とにかく話す、通じるまで話す。通じなくてもいいから酒が出てくるまで話す。
その結果到達したのが
「世界中どこにいっても伝わる言葉は、私の場合『ブラディメリー』」
フミちゃんの場合、発音はメリーに近いです。これが世界標準みたいっす。
うん、これだ。
僕らの、夏のよい天はここから始めよう。
試作カクテル第一号は
『フミの血』。
なんだただのブラディマリーというなかれ。もちろんブラディマリーだけど、
そんな歴史が詰まってるんです。
どうぞ、お試しください。