一昨日の続き

くだんの定食屋の前を通りかかってみた。
あら、これはもう違う店。オメガとかローレックスとか大きく書いてある。
うーん。軽く10年はあったのにな、20年はどうだろう定かでない。
オムレツもおいしかった。
三福林って店だったんですねどね。
オニオンスライスをよく頼んだ。
オニオンスライスなんてどこで食べても同じだなんて言うなかれ。ちょと違う。そのちょっとがかなり大事だったりする。

先日、ウチのお隣のオカズ家に遊びに行ったら、
永田農法の永田さんちから届いた野菜があった。
「あんたどうせ好きでしょ」とは言わずにさらしたタマネギが出てくる。ちょっとしかさらしてないタマネギが出てくる。
タマネギはどこまで行ってもタマネギの味で、もっともタマネギかじったらイチゴの味がしたら不気味でしょうがないんだが、
タマネギがタマネギの味がするってのは、とても喜ばしい事だと思った。

ところで、下北は店の入れ替わりが早いなぁ。
長年営業してて、その後なくなる店もあるけど、
妙に入れ替わりの激しい場所もある。
商店街に面してていいとこだなぁと思っても、1年とか半年とかで閉店、新規開店、そして撤退を繰り返す一角がある。
いい物件なだけに家賃が高いんだろうなとは思うけど、
それは始める前に折り込み済みな筈で、どうしてそんなにめまぐるしく変わるのか。どうして店子が次々に変わるのか、
分かんないんだよなぁ。
あれは一体どうしたわけなんだろう。
オカルト方面の話でなく、土地の持つ見えない特性とか、言葉にしにくい「お客を引き寄せる磁場」みたいなもんが影響してるんでないかと考える。不動産に強くなりたいのではないけれど、ちょと興味ある。