クリスマスの準備

あっと言う間に年末だ。
12月に入って二三日は油断してたとういうか、のんびりしてる隙もあったけど、
もはや師走も真ん中。
ありとあらゆる事が押し寄せて来て、振幅が大きくダイナミックなような、ただただ流されてるような、そんな日々に突入中。

家の話。
こないだツリーだしてみた。
数年前にハンズで買ったツリーは、葉っぱがプラスティックので、上下三本に別れるけど、
ツリー自体にからみついてるイルミネーションは、繋がりっぱなしで、
しまうにも、立てるにも細心の注意を払わないと断線しそうな、
つまり豪快なつくりのアメリカ製。
プレゼントはなんとなくインタビュー済み。
「サンタさんに何をお願いした」って軽く振ってみて聞き出したりして。


小学校低学年のウチの長女は、サンタの存在を信じてんだろうかどうなんだろうか。
どうも怪しいなと薄々感じてるらしいが、なんとなく信じてるってる風に理解してる。
去年は「ウチには煙突がないのに、どうやって入ってくるの」と鋭い質問を投げかけられた。
「窓だってあんだろ」と答えると
「鍵が掛かってる」と当然の答え。
ゴニョゴニョと口を濁して事なきを得る。
聞くところによると、子供が寝静まるまでは窓の鍵を空けといて、寝たら締めて、子供が起きだす前にまたアリバイ的に空けといたりする家も結構あるんだって。
暖かい話のような気もするが、せせこましい気もする。
ある家のお母さんは
「サンタさんは、サンタさんがいるって事を信じてる子供の家にしかこない」と言い切ってるらしい。
ここまで来ると、脅迫のロジックという気配もある。


我が家はどうか。ま自然に信じられるくらいまで信じてくれたらいいな。
ほんとの事は別にあるけど、夢があるのはいいことだと思う。
欧米の影響か、枕元にサンタ用の牛乳とクッキーを置く風習も、クラスの仲間に広まってるらしい。
「去年、マナちゃんちの牛乳が半分なくなってたんだって」といかにも秘密めかして娘に耳打ちされた。今年は我が家でもやるんだろう。
深夜に枕元に忍び足、ヌルい牛乳半分飲んで、クラッカーの粉をわざとポロポロ落として食べる自分の超近未来が、
今からおかしくて、少し情けないけど、ま、いいじゃん。



ところで、句読点の位置がとても気持ち悪いんだけど、これなんかの設定ミスなんだろうか。なんなんだろう。



写真は本文に関係ないけど、どんぐりのマラカス。やや、どんぐりに見えないけど、どんぐり。