ライブ

アックスでlost in time
なんだか緊張したなぁ。
前半戦はメンバーもきっと緊張してたと思う。
お客さんもそうだったんじゃないあかな。
これは私が好きなロストなのかどうなのか、見極めたいってムードもあったような気がする。
でも、それは今までもあったことで、
魅入られたように、ただただ立って聞くってのがロストの楽しみ方、みたいな感じもあったよね。
空気が変わった瞬間があった、どの辺かな、
僕には『然様ならば』のあたりで、一気に何かがほどけて、
メンバーとお客さんとのあいだに、しっかりと何かが繋がった気がする。
新しいロストは、芯がロストのままで、
さらにイキイキして躍動してた。
特に海北は、裸になった。(あ、服の事じゃなくね)
裸で何が出来るのか、自信や計算があるわけでなく、
とにかくありのままで何が出来るのか、そんな風な決意をしたみたい。

叫んだり、笑ったり、生真面目になったり、しんみりしたり、
人が生きていく中での様々な感情が一つのステージに凝縮されて、
ああ、こういう事がライブなんだなあって改めて思った。
言葉遊びめいてるけど、生きてるって意味のliveと、僕らがいつも使ってる意味のライブって、
こんな風に同じ言葉だったんだと、その時思った。
それもこれも、バンドがバンドらしく、フロントマンがフロントマンらしくなったからだと思う。
海北は大きなトライにでてると思うし、
源ちゃんも、表情にはあんまり出すタイプでないけど、相当に気合い入ってる。
なんかいいね。
ウチのスタッフでもお客さんでも、涙ぐんでる人多数。
別に悲しいMCや泣ける演出があったが有った訳でもないのに。
でも、いろんな感情がストレートに大量に放出されるときに、人ってそんな気持ちになるんだなと思った。
それはよくわかる。そんなライブだった。
僕は、えーっとまだ。
もっともっと先で、感極まる事にしてるんで、我慢。


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