アップルフィッシュマンデー

今月の11日にCDを発売するアップルフィッシュマンデー。
北九州のバンドなんで、まだ見た事無い人ばっかだろうなあ。
これからは、九州以外でもライブ増えると思うんで、たくさんの人にみてもらいたいです。
HAPPY NEW WAVERって曲をdaimas.netの「今週の一曲」にあげといたので、よろしければぜひ。
今週の一曲つっていつまで今週なんだって話もあるけど、
ま、ぼちぼちと。突っ込まれる前に自分で突っ込んで起きました。

どんなバンドなのかっていうと、トモフスキーさんととワタナベイビーさん、兵庫さんからコメントもらったので、
興味ある人は『続きを読む』で。
トモフスキーにさんを付けるとなんかしっくりこないけど、呼び捨てってのもどうかなと思う今日この頃。




アップルフィッシュマンデー!僕の子分です。僕の舎弟たちです。ワタナベ組北九州支
部を任せていました。しかしついにこの秋、全国制覇をもくろんで飛行機で日本中を
飛び回る決意を固めたようです。親分としても嬉しい限りです。オレはお前らが誇ら
しいぜ!しっかり頼むぞ!
ワタナベイビーホフディラン


どんなジャンルかっつうと、甘酸っぱいリンゴと、浜に打ち上げられた魚と、週末の
想い出にボ〜ッとしてる月曜日の青年たち、、、のバックに流れてるカンジの音楽!
ちなみにボーカルの小野くんは ウォーリーに似ている。探しに行かねば!
TOMOVSKY


ポップなものが好きな人。
どっかかわいいとこがあるものが好きな人。
チープなものが好きな人。
なんかピコピコしていたり、キラキラしていたり、チャラチャラしていたりするものが好きな人。
とは言え、心底からチャラチャラしているのではなく、メロディの強度や曲としてのポップ・ソングとしての完成度はおそろしく高いんだけど、それを偉そうに「高いぞほら!」と見せつけるのが恥ずかしいので、ついチャラチャラピコピコキラキラしたくなる、そんなさまを愛せる人。
逆に言うと、偉そうだったり、立派だったり、敷居が高かったり、なんかこう雰囲気的に崇め奉らなきゃいけないみたいだなあと思わせたり、しまいにゃいばっていたりするような、そういうロックは苦手な人。
ひいては、ロックに限らず、そういう人やものが苦手な人。
さらに言えば、男前なものや完璧なものや、隙のないものやまっとうにかっこいいものを、どうも気恥ずかしく感じてしまう人。
もうひとつ言えば、かっこいいだけのもの、かわいいだけのもの、楽しいだけのものなどが苦手で、かっこよさと醜さ、かわいさとマヌケさ、楽しさとやるせなさなどが渾然一体となった、もう聴いてる側も音を出してる側も今自分がどんな気分でいるんだかわからないような、そういうものこそがリアルだと思う人。
自分で自分を笑うことができるものを愛する人。逆に言うと、自分で自分を笑えないものや、笑い自体存在しないものや、ユーモラスさを湛えていないものは、信用できない人。
なんだかんだ言って根はシリアスなんだけど、それをそのまま出すことに抵抗があって、ごまかそうとしているんだけど、そのごまかしの隙間から、根っこのシリアスさや真面目さや暗さがにじんでしまう、そういう表現にたまらなくシンパシーを感じる人。
 以上のどれかにひっかかる人には、自信を持ってお勧めできます。「ロックだあ!」って声高に叫べるほど正面切ってロックな感じではないんだけど、でもどう聴いても、どう味わってもどう感じても、結局ロックだとしか思えない。何にも奇をてらっていなくて、音楽家としてものすごくまっとうなことしかやっていない。それが、アップ
ル・フィッシュ・マンデーだと僕は思います。
(兵庫慎司/ロッキング・オン・ジャパン