こないだ

こないだスペシャの北岡さんと飲んだよ。
ハイラインレコーズは会社名が一回変わって、ハイラインになってるんだけど、店はずっとあそこにあって、
来年で10周年になるんだってさ、知らなかったなあ。しかし地味な社名変更。意味はあるんだけどね。
どういえば正確になるのか分かんないから、かなり大雑把に言うと、僕らと北岡さんたちで始めた店なんで、
なんかやりたいなあって、なんかって何って話してた。
現役で店で働いてる人にはそこで生まれるアイディアもあんだろうから、それはそれで大事にして、
それ以外でなんか出来る事あるんでないだろうかしら。

そんなテーマもありながら、大体の話はあらぬ方向に。
子供の話とか、厄年の話とかね。
似たような年頃の人が語らうとそうなんのよ。
厄年ってあれよ、なめちゃだめよ。
こないだ厄年の最中に家立てた友達んちにいったんだけど、引っ越しと同時に骨折してたもんね。
引っ越しと骨折にはなんの関係もないんだけど。
新築の家の階段を上り下りすんのが大変そうだった。
僕の厄年は終わってるんだよね。
僕は占いとかも全く気にしないで、いいとこだけ覚えておくような性格なんで、なんもないだろうなあと思ってた。
でも、厄年経験者の諸年配方はおどかすんだよ。
本人に何もないと、周りに来るって。
本人ピンピンしてると、家族とか身の回りの人に病気とか事故がおこるって言うんだよ。
だから小さいケガでいいから自分で引き受けるべきなんだって。
そういうものか、それ困るよね。
困るからつって、果物ナイフで指先きって見るわけにもいかず、どうしたもんかと思いながら、なんにもしなかった。
病気も事件事故もなんも無かったけど、厄年の最中に社長になった。
ああ、そういう事か僕の『厄』は『役』だったんだなと思った。
別に駄洒落じゃないっすよ。ほんとそう思ったんだから。
なんか変わり目の年だったんだな。

ま、中年同士、たまにはそんな話もいいもんですよ。
北岡さんの話でもうもう一つ面白かったのは、
テレビでもやってたらしい、脳の働きによって人を4パターンに分ける話。
僕は初耳だったんで、とても興味深かった。
ちなみに右右脳でした。高田純次タイプでした。いやじゃないけど。