ポリとスパルタでアックス

スパルタローカルズのツアーファイナルでポリシックスが呼ばれたので、行く。
スパルタは乾いていて、なおかつ肉体的な感じが
とっても素敵ね。
昔で言えばアレみたい、海外で言えばコレみたいとか、言いたくなっちゃうけど、
こんだけ、ユニークなバンドになってしまっては、そんな形容は失礼みたい。
こんな匂いの、こんな感じのバンドがもっと一杯いるといいのに。
足んない、足んない。まだまだ、もっと。
僕らが知らないスパルタや、僕らが出会ってないポリに出会いたいなあ。
そうなりゃもっと楽しい世間。
そんな気にさせるアベックツアーだったね。各地のタイバンがね、かなりキテルもんね。
それもスパルタの魅力ね。


ポリは昨日帰ってきた。
フランス、イギリスから帰ってきて翌日ライブ。
忙しいさなかでも、最近のライブではメニューを大幅に変えて、
ポリらしいポリのライブってなんなのかをまたまた追求モード。
『アージオン』とかね、最初の方でやられると、ライブが終わりそうな気持ちになっちゃうけど、
まだまだ、中盤にも終盤にも名曲とテンション高い演奏あって、
やるもんだなあと。
作って壊して作って壊して、そうしてさらに革新すんのね。

それにしても、あれね。
気がついてみると、両バンドのメンバー全員打ち上げに参加。
ポリの方は昨日帰ってきて、ツアーの洗濯ものとかは、今夜しなくていいのか、昨日したのかなんて、
いらぬ心配。
なんにもしてない僕のほうが、やや疲れ気味で、一次会で撤退。
帰るなら一緒に帰ろうかと、声かけてみたけど、メンバー全員居残り。
同じ居酒屋の同じスペースで、2時間コースの料理を一旦全部さげ、キレイなテーブルにしてから
「じゃ、二次会はこちらで」
こちらでつって、同じトコなんだけど。
おそろしくタフね。
このタフさはなんだろう。若さだけでは片付けられない。
ああ、なにがあっても僕はポリには入れない。呼ばれてないけど。