タマネギが来た。

昨日事務所にタマネギが段ボール一箱届いた。
これは大分出身のF田さんのご実家からの差し入れ。
僕は大のタマネギ好きなので、早速何個か持って帰る。
ファミレスではジョナサンが一番好き。
ステーキが好きなワケでなく、サラダバーのタマネギが好きなんだ。
サラダバーのタマネギだけでお腹一杯になっちゃうんだけど、やっぱ一品は頼まなければいけないのが少し残念。
さらしてあるのも好きだけど、あんまりさらさずにピリピリしてるのも、またいい。
家に帰って至急スライスして、さらす時間を極端に少なくして食べてみる。1分ほど。
これはサラダタマネギと呼ばれてる品種で、爽やかね。さらさなくても大丈夫みたい。
などど満足モード。
でも、まてよ、F田さんの家は漁師でなかったのか。
この人は何年か前の面接の時に、前職が漁師というトークがあまりに受けて入社した強者なんである。
ちなみに女性、いい感じの年齢の女性。
家の漁業を手伝ってたそうな。うちでは営業やってるけど、なんか気っぷいいんだよね。
しかし、タマネギ。ご実家は半農半漁なのだろうか。
「いえ違います。漁業一本です」
「じゃタマネギは買って送ってくれたの?」
「違います」
じゃなんだろう。
「村の物々交換です」
あららら、そうですか、それは知らなかった。そんな答えがあるとは。
太刀魚とタマネギの交換だったらしい。どんなレートなんだろうか、とにかく計り知れない。
僕も都会育ちじゃないけどね、そんな経済は見たことなかった。
すげえなあ。やっぱF田さん。
言いしれぬ底力にびっくりした。