ラーメンとの訣別

(相変わらず下らない話ですいません。)
先日体重計に乗ってみたら、ピピピと警告音が鳴る。
これは今ドキの体脂肪も計れる多機能体重計。
ピピピは初めてだったので、びっくりする。
「急激増加」とアラート画面。
うーん、急激増加つってもなあ、そんな特別な事してないぞと思ったが、
2年前よりかなり増えてる事は確か。
今日、昨日の事ではないんだけど、ま、増えてるな。
青年だった頃のベストよりは10キロほど増えてる。
青年ってあいまいな表現は、中年の恥じらいと知られたし。
食生活が変わったわけでも、ストレスが大きくなってるわけでもないような気がするが、
増えてるものは増えている、それが現実。
昨日事務所にいた若者K君が「最近、太っちゃって。代謝が落ちてるんすかねえ」などど言う。
20代後半でないか。
40代半ばの僕はどうしよう。
代謝のせいにするのも癪だ。
やはり、なにかを変えなければ。
フィットネスクラブじゃないだろう。
いま、書いてみて思ったけど、フィットネスクラブって言い方どうなんだろう。
行きにくいぞ、どう考えても。その語感。
ああ、そうかジムならいいんだ。
いやいや、ジムは本気感が出過ぎてる。
ではなんと言えばいいんだろう。
とにかく、それではない。
消費するのが億劫ならば、減らすしかないなあ。
そんなこんなで、深夜のラーメンと訣別する事にした。
実は既に一週間ほど、経っている。
今日からやめるって宣言出来なかったのは自信が無かったから。
人知れず毎晩のように食べてたもんね。
あれは一体なんなんだろう。
どしてもラーメンが食べたいのではないんだと思う。
一日のピリオドが欲しいんだと思う。
でも、そんなピリオドは駄目だよね。ましてや毎晩だと。
ラーメンだけではあきたらず、ビール飲んだりするともう。
毎晩というのを、適当な間隔にまびけばいいようなもんだけど、そんなに意志は強くない。
行かないって決めたほうが楽みたい。
「深夜の」ってルールはどうなんだろうか、ちょいと自分に甘いかなあ。
とはいったものの、深夜だけ食べていいってのも、かえって難しいので、他の時間も我慢してる。
その方が精神的にスッキリするみたい。

昨日ビヨンズのクアトロの帰り、渋谷駅方向に歩いてたら、同じライブみてたN君の後ろ姿。
このまま帰るのもナニだなあと思ってたので丁度いい。
「あのさあ、ラーメンとタイラーメンって別なもんだよねえ」そう声を掛けてみる。
なんの事か一瞬とまどったN君は
「まぁ違うもんだと思いますが」
よし。「じゃあタイラーメン食べに行こう」
そう誘って駅前方向に二人あるいてみた。
目指した店は明かりが暗く、カンバンだった。なんだ11時までか。
なんとなく二人とも(僕だけかも)しょんぼりして、そのまま別れた。
タイラーメンもラーメンの仲間だって事を、どこかの誰ががメッセージくれたんだろうか。
いや、あれはビーフンだからきっと違う。
多分、違う。