油断してたのでは決してないが、
甘くみてたのでも決してないが、
VOLAが品切れした。
今日あたりは、CD店から注文があっても出荷できない。
もちろん、再プレスはかかってるので、週明けには上がって来る。
来週になれば大丈夫だけど、今週末は品薄かもしれない。
実際にメーカーとして品切れしてる期間はとても短いので、全ての店頭から一時消えるって事にはならないと思うけど、それにしても、探してる人とお店には迷惑かけてしまった。
うーん、イニシャルに対してだいぶ余裕をみたつもりだったが、
そんな事態になるのは、余裕が余裕でなく、つもりはつもりだけだったんだな。
反省はもちろん。もちろんしてます。迷惑かけた方、すみません。
同時に、反響の大きさにただただ驚く。
とっても沢山の人が待ってたんだなあ。
レコード売ってる身としていまさら聞くのもなんなんだけど、この期待感はなんなんだろう。
例えば僕はすでにCD聞いてるで、絶対カッコいいのは知ってる。ほんとほんと。
でも買う人は中味は知らないで買うんだもんなあ(試聴とかはあるけどさ、あれ落ち着かないもんね)
知らないで買うって事は、中味を想像して期待して買うんだよなあ。
その期待感てのは、もちろん人によって違うけど、何によって形成されるんだろう。
VOLAの事で言えば、アヒト君に対する期待感はあるだろう、
ライブかなあ、あのライブ見たら当然CDにも期待するよなあ、でもそんなに回数やってたわけでもないしなあ。
ジャケがキマッてるからか、店の人が押してるからか、雑誌で目にする機会も多い。
どれか一つではなく、その組み合わせなんだろとは思うけど、どれが決定打。
それを考えるのがお前の仕事だろと、言われれば、「その通りです」と答えるしかない。
このテーマはいつも考えてる事ではある。いつもそれは考えて正解に近づこうと思ってる。
そして、時々は分かったつもりになる。
でもこうして、自分の想像よりずっと大きく広がってる時、
反対に、自分の想像より全く広がらなかっ時、
そんな時には、今までの経験論や結果論、知ったつもりになってる事全てを、見直すチャンスをもらった気になる。
それはとてもありがたい。
ありがたい。