『daimasの日記スペシャルの日記』ってなんなんだろう。

なんて事を発売日前日に考えてみる。
これはね、タイトルもタイトルだ。おまえマジか。
そして中味も中味だ。かなりね視点がキューッと、フォーカスが絞り込まれてる。絞ってんなあ。
ステージはもちろん音楽、
でもそれを取り巻く空気感がかなり染み出して、パキーンと、ぐっと、ぬーっと、はみ出してるDVDには違いない。
いい人には相当いい、そうでもない人にはかなりそうでもない。
なんでこんな事やってんだろう、なんでこんな作品になったんだろうか。
発売日の前日に考える。若干遅い気もするが、やっぱり考える。
意識してるトコ、意識してないトコ、全部通してまた見たら分かった。
ほんとはとっくに分かってた筈なんだけど、これはとっても真剣に作られたDVDだ。
誰に向かって。えっとそれは。
分かる人にはとっても分かる、フーンて言って軽ーく飛ばしちゃう人もいるんだろきっと。
分かってくれる「身内」に向けたDVDだ。
結局このブログも、924のイベントも、このDVDも身内に向けてやってんだ。
かなり危険な言い回しだなあ。大丈夫かなあ。でも言いたいんだから言ったほういいよね。
大事な事だけど、この身内は閉じてないよ。
だいぶね、だいぶウェルカム具合たかい輪。輪でもないか、もっと見えないもの。
言い方なんてなんでもいいよ。
音楽好きでも、ロック好きでも、マイナー好きでもとかインディ風味とか、代沢マニアでも、なんやら贔屓でも、阿呆でも、ゴミ達でも、フナムシ同志でも、陸に上がったイソギンチャクの大群でも、
ほんとなんでもいいのよ言い方なんて。
このラインナップ見ただけでピーンと来ちゃった人、そんな人とね繋がっていきたいの。
そんなに人数は多くないかもね、でもしっかり濃ければいいかもね。そこでなんかやりたかったのよ。
くくりなんて、なんでもいいけど、届けられるべき人に届けたいし、
伝わる人に伝えたいのよ。どっかにいる筈の誰かにね。そんな人が、思ったより多かったら、それが最大の幸せ。


誰かって言ってもね、もうね、知らない人マズいよ。隣にいるなら他人はいやだ。
様々な事件や不幸や嘘や、仕組みやなんや、バッドな事
とりわけ無関心。
ああ、無関心が一番影響のでかいバッドな事かもね。
ずれそうだから、元に。
知らない人でなくて、身内に向かって何かやりたい。発信したい。
僕ですね。身内の輪を拡げたいんですね、きっと。
身内って言葉も違うな、デッカイ輪だったりネットワークだったり仲間だったり、
ああ、言葉にしたらどれも違う。
別にねその真ん中の人なんて、こだわんないですよ、誰でもいいですよ。
出来れば誰か一人でない方がいいくらい。
誰か知らない人でなくて、どこの誰か分かってる人とやりたい、
あるいは手渡したり、伝えたり、あーやっぱこう来た、クーッ、あっそう。
そんな気分がこのDVDには詰まってる。
これなら必ず分かってくれる筈、だからやる、
これはやっちゃあいけないなぁ、誰かの顔が思い浮かぶ、だからぐっと我慢して、
そんな事も有りながら、
でも、閉じないで、出来るだけ沢山の人と繋がって、
その為にはエネルギーも使うけど、時として無駄じゃないかって思う程使うけど。
繋がれない人はほんとゴメン。悪いけど他あたってね、どっちも悪いわけじゃない、相性よ、そのうちクロスするかもよ。
好き嫌いはあっていいよね。
僕もそうだもん。
全員にとってそうでしょ。
でも、好きと嫌いを厳しく線引きして、どんな事が一番好きなのかって、つくづく考えると
なんか見えてみたり。
ドーンと道が見えて来たり。
そんなんもイメージしかなく、もしかしたら幻想あるいは妄想かもね。
そんな事がこのDVDに詰まってると思うのよ。過剰だったらゴメン。
そんな気分がしたんだけど、
あってるだろか。
きっとあってると思う。
あとは見た人が決めてくれる事だなあ。


もうね、イヤでもよくてもね、このDVD見て、いいなあって思ったら仲間だかんね。イヤでもね。