結婚式

いぜんにウチで働いてたT君の結婚式。
表参道アニヴェルセル。
なぜ素直にアニバーサリーと読ませないのかなんて言ってる場合でもない。
布袋夫妻もお式をあげた、なかなかイケテルとこだった。

チャペルの前にカフェがあって、式を終えたばかりの二人がカフェのお客さんの
前をシャナリシャナリ、なんて演出もあって、
今どきの、オシャレなウェディング。

全体的にむさ苦しい匂いのするゴリラ似の新郎のセンスでは絶対ないだろうとは思ってたけど、
聞いてみたらやっぱりそうで、新婦のアイディアでここに決まったそうな。

最近は結婚式に呼ばれると、主賓で呼ばれる事が多い。
要は一番最初に挨拶する人。乾杯前に。
あれはなぁ、なかなかキツイ。
もう少し場が暖まってからだと、もう少し受けるんだろうと思うけど、
いきなり冒頭、トップバッター、
外タレのフロントアクトのような気もして来る。いや意味は違う。
だいだい、あれだな、なんつうか、受けるとか受けないとか
そんな次元の事は誰も気にしてない。
新郎のお世話なにったナンヤラさん。それ以上でもそれ以下でもない。
その位置づけを打破したいんだけどね。
ようし、なんか言ったぞ。
ようし、聞いたぞ。
みたいな。
折角喋らせてもらえるんだから、そこには挑戦したいのだが、
道はまだ半ば。
今日も頑張りましたけどね。幾分かは伝わったでしょうか。
精進精進。


娘が生まれてからは、結婚式出ると泣けて来る。
新婦の親御さんに感情移入しちゃうんだよなぁ。
今日は新郎のとのつきあいで呼ばれた訳で、新婦の顔も知らなかったし、
ご親族の事なんて尚更。一切知らない。
でも、どんどん、娘を嫁に出す気持ちが乗り移って来て、
ハンカチ手放せず。
新郎のT君が憎らしくすら感じる。
憎らしいじゃ言葉が違うなぁ。
「泣かしたら、ただじゃおかん」そんな気持ちか。
どっちにしても、いかんいかん。


中一日あいて明後日もスーツが活躍。タンスから出れて嬉しい事と思う。
七五三なもんで。