ひょうたん、燃えてます

daimas2004-12-26

今日はひょうたん。
日曜で暇だったので、写真日記風に迫ってみたり。

ひょうたんの口から顔を出す種をひたすらとる。
とってもとっても種はまだある。

ときどき、クリーニング屋のハンガーで中をぐりぐりして、水を入れて振る。水が無くなったらまた入れて、ふりふり。

種が詰まったら、内緒で化粧台から拝借したケヌキで種を取り出す。やっぱり家内は怒るだろうか。

昼から夕方にかけて熱中。僕のどこにそんな根気があったのかと疑うが、いつも通り、あまり持続しない。
きっとこれが仕事だったら業者に発注してると思う。業者という言い方は見下してる訳ではない。餅は餅屋。僕より得意な人にやっていただくって心持ち。でもこれは仕事でないので自分でやる。ひょうたんの種とる業者もいそうにないし。
中を覗く。とってもとっても種はまだある。

種出しに疲れて「もう乾かしちゃえ」と思う。
まさにその時、おとなりさんのYさんが通りかかる。
「干したら、種も小さくなって取り出しやすいって事ないなかなぁ」と無責任予測の僕。
「種とってから干したほうが絶対キレイに仕上がります」とYさん。
「だって、口が小さいんだもん」
「広げたらいいじゃないすか」
おっ、おっ。
これはなんだ。まさに間違った方に向かおうとしてる時に、偶然通りかかった正しいアドバイス。ついてるぞ。前にもそんな事あったぞ。この感じはなんだ。
口が小さかったら広げればいい。なんでそんな事に気がつかなかったんだろう。Yさんはドライバーも貸してくれた。

調子にのってドンドン口を広げる。
勢い余って口にヒビが。

あぶない、あぶない。丁寧に行こう。
やる気が出てきたので、近所の文房具屋に走る。ピンセット購入。
2000円もした。ピンセット2000円。背に腹は代えられない。なにしろ盛り上がってる。
このピンセットがなかなかの優れもので、面白い様に種が取れる。
あんまり取れるので、日が暮れて深夜まで熱中。最後は台所で種出し。
まだまだ、あるけどいい加減朝近いので、日記を書いて今日のところは終わりにしよう。

無数にある種が一つずつ減っていく。片目をつぶってひょうたんの中を覗き込むと、数えられるほどの種しか残ってない。ここまで来たら、ぜひとも全部の種を、一つ残らずキレイに取り出したい。
取り出したあと、一体このひょうたんをどうしたいのかは、相変わらずサッパリ分からないが、やり遂げたい気になって来た。