偽善エコロジー

最近読んだ本で
これ、とても面白いす。
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)

割り箸不使用がほんとにエコなのかとか、以前から言われてた事だけど、
ここまで決定的に言われると、うーんと唸るしかない。
他にも、「プラスティックトレーはじゃんじゃん燃やせ」とか
ペットボトルのリサイクルは意味ないとか、
ゴミの分別も業者が儲かってるだけとか
まぁでるわでるわ。
身近な「エコ」のほとんどに言及して、
大部分をバッサリ否定してる。
そうか、じゃあ明日から全部やめだ
とは思わない。
今時のエコをすっぽり信じてしまうのも、
今日読んだ本を100パーセント信じてしまうのも、どっちも自分がない。
でも、こんな風な見方があることは知らなかったんで、ずいぶん驚いた。
どっちが正しいのかなんて、まだ自分では分かんないけど、
考える材料が増えるのはいいことだなあと思う。
今、身近なエコやってる人は必見だと思う。読んでそして尚ライフスタイル変わらなければ、それはそれでいいじゃんね。
反対意見知った上でそれに大反対だから賛成、みたいな。
ただのイエスは弱っちいけど、ノーも取り込んだイエスは強いんでないかと考える。
考えるチャンスくれる本です。

ところで、この本知った切っ掛けはツタヤの前田くんのブログ。前田くんありがとう!
  『ちょっと、言いたい事がある訳なんです。』
   http://ameblo.jp/tsutaya-md-maedda/entry-10232367092.html#main