KEEP ON RISING CHANGE THE STREAM

daimas2007-11-19

小林旭/KEEP ON RISING CHANGE THE STREAMのサンプルが上がって来た。
どうだろう。
僕はかなりいい出来だと思うんだけど、
ぼくらがいっつも付き合ってる人、お客さんもCD店の人も、雑誌の人も、
やったーって言ってくれる人と、
戸惑う人、
半々くらい
言い過ぎた、現状では戸惑う人の方が多い。
でもちゃんと聞いてもらえれば、
『07年のアキラ節、出てよかったじゃん』といろんな人に言ってもらえそうな気がするんだけど、そうなったらいいなあ。


今回はなんと取材日が二日も出てしまったので、いろんな取材をいれさせてもらった。
雑誌では「CDジャーナル」。
お店系のフリーペーパー、タワーの「intoxicate新星堂の「DROPS」ツタヤ「V.A+」。
インディーズらしすぎる雑誌「indies issue」までやって、
ロッキンオンジャパン」は『この人に聞く』
ネットもやってます。
ミュージックシェルフのインタビュー、あとナタリー。
タクヤくんが小林旭さんにインタビューしてるシーンはシュールだった。この辺にCHANGE THE STREAMの醍醐味があったような気がする。

音楽と人」は『ハタチノ』ってコーナーで、
大体ここは30才くらいの人が10年前を振り返るんだけど、
アキラさんの二十歳は約50年前なんで、
なんだか昭和史を振り返ってるようで、話の中身が最高っす。
一万円札の無い時代の話なんだけど、僕も知らない世界で、それすごすぎだよなぁ。
ホント、楽しいかったんだけど、
立ち会いでだらしない格好してる訳にもいかず、ずーっと椅子で同じ姿勢で聞いてたらエコノミークラス症候群になりそうになった。
血が固まりそうだった。アメリカ行った時もなんなかったのにと思う。
1日目も2日目も五本くらいの取材なら、休憩なんか一切いらず、ずーっと高いテンションで
シンプルに正しい話と、ため息と爆笑の連続の伝説を披露してくれる。
そして最後はかならず音楽の話にもどって。
どこをどう切り取っても芸談になってて、見事という他ない。
当たり前だけど、ヤッパただモンじゃない。誰でもなれるって職業ではないとこで、50年以上バンはってこれるってのはこれはどういう事だろうって思ってて、あ、こういう事なんだって、膝を叩く瞬間がいくつもある。

パワフルな事だけがいい事じゃないんだけど、普段でも、取材の場面でも発揮されるこのパワフルさには敬服する。
それと、繊細さ。若いスタッフとか、取材相手へ丁寧な目線はとっても勉強になる。
いや、ほんとちょっと聞いてほしいっす。