VOLAPOLYLOCALS

いやぁなんともかんとも、
満員のアックスを見る、かなりハイなお客さんを見る、さらにその上のハイテンションで、認めあいつつも火花散らす3バンド。
これは一体なんだろう。
ここは最もエッジ立つ、ロックのフロントラインなんだろか、
もしかして日本のど真ん中なんだろか。
そうも思える濃厚な密度の現場感なんだけど、
客観的に考えたら、最前線でも核心でもない。
どっか、メインストリームに背を向けて、やりたいことをやるだけさつってたら、こんなんなっちゃいました的な
バンドばっかりなんだけど、
どうにもこうにも、それに意味があるような気がする。
時にはタイバンしたりしてるけど、結局はバラバラに好き勝手にやってて、
つるむでもなく、寄りそうでもなく、
でもこうして、たまーに一緒にやってみると、ベタはまりなのは、
奇跡のようでも、すんごい意味があるようでもある。
大上段に構えてみれば
2007年の日本で起きてる、NEW WAVEが、ここにある。完全に今日はあったような気がする。
大上段すぎっすか。
ちょっとは本気なんですよ。

最後の『TOKIO』は文字通りの全員集合で楽しかったな。
でも、あんまし楽しいんでイベントが終わる気持ちになれなかった。欲を言えばシメにもう一曲。贅沢言い過ぎ?

また、やってください、みたいな書き込みをバンドのbbsなどで見かけるんですけど
それは主催の方にいいましょよ、僕もやってほしいっす。10年後くらいに。
毎年見るのはもったいないっす。
でも、それは僕が決めることでは全然ないんで、来月にまたあったら、喜んで見に行きますけど、そんなに早くないっすね。


あまり関係ないないんだけど、
1980年の8月23日に『POP'N ROLL 300%』ってイベントがあったんですよ。
イベント名だけ聞くと、今では脱力感満載なんすけど、
出演は、RCサクセション、シーナ&ザ・ロケット、プラスチックス
場所はなんと武道館。
後で知ったんですけどね、うわぁそのころ東京にいたのになぁ、
気付いてたら絶対に行ってた、きっと。
そんな事も思い出したよ。