KARATE HOUSE

KARATE HOUSE [ POLYSICS ]
発売日だ。
なんだかものすごく世の中が盛り上がってて、こわいくらい盛り上がってて、ナイス。
今日はQUEでライブもある。
タワレコで買った人やぴあの読者招待で当たった人が入場出来るスペシャルライブ。
前半は*KARATE HOUSEから。
このCD聞いて思うんだけど、
クオリティ高い、プロの音になってんなぁと思う。プロってなんだ。まぁまあ。
そしてそれよりも、頭のネジがぶっ飛んだ感じのほうが強くパシーンと出ちゃってる。
これはとってもすんごい事だと思う。
練れてきたり、達者になったりするのは当たり前で、それはそれ良さがある。
ベテランの渋みとか、手練れ感とかそういう事だと思う。
そして、もう一方で、とってもガキっぽいやったれーってな気持ちを持ち続ける事って奇跡に近い。
そんな奇跡がここにあるよな気がする。
目の前でそのCDの曲達が演奏されてる。これも確かにすんばらしい事。
そんなこんなあって、ライブは後半。
あなたが選ぶベストオブポリシックスだっけ。
そんなタイトル、うろ覚えでごめんね。
ベスト10位から律儀にカウントダウンしてく。
そんなとこ好きです。
他のバンドであれば絶対に、リスエスとがあってもやんない曲とかある。それどころか、ちゃんと10位から1位まで、順番にやってく。
面白いなあ。
楽曲と演奏以外にはもう、守るものないっつーか、なんでも見てよって自信に満ちてるってのもあるだろうけど、
ほんとこういうの出来るバンドっていないよ。
コード4とかね、XCTとか、アージオンとか、以前からの曲もいいとこに入ってる。
最近の曲もいんだけどねそりゃ、でも10周年なんだなぁって思いとともに聞くと、
イントロとか間奏とかで「あぁ、あん時はあんな事あったんだなあ」と思い出して、
ジワーンとしたりもする。
このごろそういうの弱い。


とってもいいライブだなぁと思った。
来てる人全員楽しそうで。
メンバーももちろん、
スタッフも。

ライブが終わってからキューンレコードのスタッフのハッチャクがかなり嬉そうに
「聞きました、今日の出荷」って耳打ちしてきた。
枚数は忘れたけど、ハッチャクがとっても嬉しそうに話出すんで、その様子にちょっと泣けた。
心に残る発売日だった。