ケッチャムさんときっちょむさんは語呂は似てるけど中身にてない

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
前に『オンリーチャイルド』って本もらって面白かったんで『老人と犬』読んで、ますますはまって
『オフシーズン』と『隣の家の少女』と『ロードキル』を注文した。
全部ジャック・ケッチャムって人の本。
フィクションであれなんであれ、頭の中で考えてる事をのぞき見られて検閲されて、
それだけで逮捕できる法律があるんならこの人はだいぶ前に極刑になってるかもしんない。
三冊まではよかったけど、『隣の家の少女』がアマゾンから届いたときに、なんか悪寒がした。
ページ開く前からなんかヤーな感じが漂ってて、どうもこれだけは読んでいけないようなしてたんだけど、
どっか隅っこにおいといたんだけど、その隅っこが気になる。
気になるけど読みたくないような気がしててて、ほかの本読み始めて見たんだけど、なんだかやっぱり
気になる。
意を決して読んでみたんだけど、思った通りで、なんともいえない読後感で、後味悪い。とっても気持ち悪くなる。
だったら読まなきゃいいんだけど、この気持ち悪さは見所ある。
これはこれで、需要ある。
僕は当分読まなくていい。
体調と精神状態に注意が必要。
でも、時々読みたくなる人がいても不思議ではない。
食えないような激辛スナックとか、マイナス50度の体験部屋とか、そういう事に似てるかもしんない。ちょっと違うか。
見なくていいのについついゴキブリホイホイの中身見ちゃう感じに似てるかも。
滅多な事ではおすすめしないけど、どうですか。
でも、もっとグロテスクな事が現実に起こってるのも本当なんだよなあと、そう思うと落ちる。