suneset

サンセットはかなり楽しんだ。
一方、いろんな事を考えた。
サンセットは行ってみれば、言ってみれば、フェスではない。
僕らが知ってるフェスの定義が間違ってるだけなのかもしんないけど、フェスではない。
ではなんだろ。
しいていえば、ビーチだ。
サンセットはビーチだった。
音楽聞いても、聞いてなくても、充分以上に楽しめる催しだった。シチュエーションが、もうそれだけで最高だった。
砂浜と青い海と日差しがあれば、実はそれだけで最高で、
音楽を楽しむ人は楽しめばいいし、酒を楽しむ人はそれだけでもいいし、
ウチの子達みたいにトランポリンを楽しむだけならそれでいい、

とにかく、ビーチだった。
いろんな事がカルチャーショックだった。
汗をかき過ぎて、Tシャツを買ったら、
Tシャツを売ってる店の人に
「サンセット楽しんでください」っていわれた。
子ども達が大変に世話になったトランポリンの管理人風の人に
「明日帰るの、ああそう。じゃまた来年ね」と言われた。
なんだろね、これ。
全員がいい人なわけもないけど、
関わってる人、来てる人の満足度ちゅうか、サンセット愛がとっても高い。
この感覚は、学園祭でも地場の祭りでもない。
かなり不思議な引力が漂ってる。
とりあえず何も考えず、引き込まれるのが正解と思う。
そんな訳で、飲み過ぎて３回ほどダウンして、そのたびに復活して、自分を不死鳥だと思ったけど、それは誤解だった。
ビーチの力みたいね。
ずいぶん遠いけど、行ってみてひたるのはおすすめ。