251

昨日は251でロストとHEATWAVE
LOST IN TIMEの一月企画「1:1」の4回目、ラスト。
HEATWAVEって結成が1979年だって、知ってた?
いやいや、僕も知らなかったけど。
海北、1980生まれ。
源ちゃん、1980生まれ。
榎本っちゃん、1981生まれ。

そんな二バンドが対バンって、そりゃレアな話し。
高橋ジョージ三船美佳、24才差。えーとそんな事は思い出さなくてよろし。


実は、僕はHEATWAVE見るのは初めてだった。
今更すぎて恥ずかしいが、事実なのでごまかしなく書いとく。
それにしても、どうしてだろう。
なんでか、そんな事になってた。どうしてそんなにすれ違ったんだろう。


で、初めてみた。
HEATWAVEはカッコいいなあ。
渋くなくていいなあ。
全然大人でない。おさまってなくて。
ギラギラしてて、いらだってて、アグレッシブ。
ベテランぽくないもんね。
そんで、サウンドだけ年季入っちゃってて、個々のプレイはもちろんさ、その上、グルーブとか呼吸とか間合いとか、なんつうかなバンドらしさみたいなもん、全部持っちゃってて。
大人と子どものいいとこ両方持ってて、そりズルい。
まぁ、そんな事を本人にぶつけてみても、「そう思うんだったら、自分もやれば」って返されそうな。


このシリーズは4公演ともアンコール無しの予定だった。
少なくともこれまでの三回はそう。
そのかわりに、ロストの三人と対バンのメンバーが最後にステージで挨拶する。
一回目のフラカンの時にそんな事になった。
「一対一で、同じ持ち時間でやる、同じ条件でやるんで、アンコールは出来ません」
後に出るほうだけアンコールが出来るってのが、趣旨に合わないって事だ。少し真面目に考え過ぎかもね。でもそんなとこが彼らの魅力でもあるんで。
説明するのは海北。それはそれで、言葉と思いがしっかり伝わる、いい時間なんだ。
さてさて、一回目のフラカンの時に思った。
他の日の対バンの人はみんな出て来てくれるだろうけど、HEATWAVEの時ってどうなんだろう。出て来てくれっかな。そんな事に付き合ってもらえんのかな。
勝手に僕は心配してたら、
実はロストのメンバーも同じ事心配してたんだって。
全くそんな事なかった。知らないだけで、勝手に想像するのってよくないね。
ロストが終わってアンコールの拍手。
いつものように三人が登場してアンコールの出来ない理由を言う。
ステージにはちゃんと、HEATWAVEの山口さんもいるでないか。ちゃんといる。
一言「そんな事いわないで。皆期待してるんだからアンコールやった方がいいよ」
結構、はりつめた空気のイベントの日だったけど、その一言で、いろんなモノがいろんなとこに流れていったような気がする。
あったかくなった。
そう言ってもらえるんなら。そう言われたからには。どっちだろうか。
とにかくあの一言のおかげで、4回目の企画ではアンコールが一曲だけあった。
まじに何をやるのか焦ったって、メンバーは後で言ってた。
ハプニングと言えばハプニング。そういうの最高。


折角なんで、打ち上げで山口さんと話してみる。
なるべく、おずおずしないで、話たい人とは話してみる。
僕だって、ずーずーしく誰にでも話しかけられる訳でもない。
ソワソワしたり、深呼吸したりって気分は必ずある。でも、そこで止まっててもしゃーない。

日記の方は結構前から、見てました。それはアーティストに言うもことでもないような。
ソニーにモノもうした日のエントリーはイカしてたなぁ。巨像に戦いを挑むカマキリ。ロックな日記だった。
http://www.five-d.co.jp/heatwave/blog/index.php?month=0509&view=15
昨日のライブの感想も既に上がっててビックリ
http://www.five-d.co.jp/heatwave/blog/index.php?month=0601&view=1
山口さん、カッコいい。
クールで、眼光鋭く、言葉短くって人なんだと思ってたら、
打ち上げの夜が更けるにつれて、後輩思いの優しい世話焼きの先輩みたいになってた。
言い草が失礼ですいません。
でも、そこはよかったトコなんで。
ロストのメンバーは三人とも、喜んだり、唸ったり、熱くなったりして、朝まで。


よっし、次は野音
いやまだ早いって、4月だもん。
でも、準備は早くない。