サマソニのポリ

早めの時間にいこうとは思ってたのだが、遅く起きて子供の相手。東京駅が帰省でごったがえす中、9/3の清水音泉の音魂にいくための切符買ったりして、いろいろ時間がかかる。
行ってみたら、POLYSICSが出るアイランドステージが混乱中。
ZAZEN BOYSに人が集まり過ぎて、危険な状態になり、なにもかもが止まってる。
バックステージは対策に追われ、結局120分ほど押して再開。
おっと、困ったぞ、昨日つくった自分タイムテーブルがすべて無効の日。
そんな悠長な事いってる暇もなく、楽屋はソワソワ。
楽屋広い。
出番前のヤノ
始まってみればポリはポリ。
海外で様々もまれて逞しすぎる程になって帰ってきたポリはこんな事くらいでは動じない。
元々のタイムテーブルでは早めに出番が終わって、それぞれのステージのメインアクトに人が流れて行くはずだったけど、2時間おくれなので、モロかぶり。
それでも彼らは堂々としたライブ。いつもどうりの最大級のエナジー
ナインインチネイルズやデュランデュランがやってる時間に当たっても、こんなに人がいるってのはどういう事なんだろう。
信じてやり続ける事の意義を感じる。


そんなこんなの時間のズレがあって、あまり他のアーティストは見れなかった。
マリンまで行くなんて余裕無し。
でも、モニターで見たハイウエイスターはしびれた。
もうね、ミッキーカーチスみたいな人、小沢征爾みたいになっちゃってる人、つまりおじいちゃんなんだけど、そんなパープルしびれた。
ポリが終わってからデュランデュラン見た。
後ろに流れてる映像といい、立ち姿といい、なにか変だ。簡単に言えばセンス悪い、あるいは古い。
でもね、あの頃のヒット曲ビシバシ。
なんてカッコいいんだろう。
誰しも自分の青春からは逃れられない。
ベストヒットUSA」で小林克也が叫ぶときは、デュランデュランの二回目のデュランの語尾が上がってる。
あのコールが耳の中で鳴る、鳴る。
いいもんみたなぁ。

サマソニはカジュアルな今のバンドを多数呼ぶ。
そして、遊び心なのかリスペクトなのか、懐かしい人、伝説の人、滅多に来日しなさそうな人も呼ぶ。
DEVOもダムドもそうだよね。
ドアーズってどんなつもりなんだってびびったよね。
そういうマインド好きだなぁ。
デュランデュラン良かった。

デュランデュランが「トキオ、アリガトー」って言うのはいい。
日本人のアーティストが「トキオー」なんて言うのは鼻白む。
ここは千葉だ。東京でもトキオでもないよ。
それは注意したほうがいいよ。
外人は言っていいのよ。
いいのよ。
サマソニ、グー。

心残りが一つ。
今日のポリはいつもより外国の人がいなかった。
タイムテーブルからズレズレなので無理もない。
インフォメーションは日本語だけだもんね。
沢山の外国の人がポリが出る筈の時間帯に来てくれてたとしたら、その時間はビークルなのよ。
ポリってお面かぶってるんだぁと本国に帰っていいふらしてくれたら本望だけど、それは間違ってるのよ。