椿屋

椿屋四重奏の渋谷アックス。
満員。
どうも僕は椿屋には点が辛い。
点数なんてそんなつけられる訳ないでしょってアーティストもいる一方、いっつも減点気味なアーティストもいる。
多分どっちも愛情。
興味ないものは果てしなく興味ないので、この『どっちも愛情』には嘘はないはず。

さてさて、今日の椿屋。
かなりピンとくる。
ほっとしたり、うなったり、にやけたり。
そらぁ完璧な訳はない。でも、今日は彼らの行く末が明確に見えた気がした。

ロックなのか、そうでないのか、ライブなのかコンサートなのか、はたまたリサイタルなのか、いろんな側面を同時に見せようとして、チグハグでじれったい頃もあったけど、今日は違う。
どうみえても別にいい。椿屋ってジャンルを確立すればいいんじゃんと言い切った。
得てしてそういう開き直りは自分勝手なもんだけど、見てる僕らを強引に説得してしまう力があった。
いんじゃない。分かったよ。行く道行けよ。ガンガン行けよ。
そんな気になった。

今時ないロックショウを、見た事もないロックショウを、そのうちやると思う。