two mans off tour

PILLS EMPIREとQUATTROとthe telephones三バンドでやるツアーにいった。
昨日は大阪、今日は名古屋。
ん、おとといのブログで出不精って言ったのはなんだったんだろ。
決まり事は行く。ふらりと行く回数が落ちるんだって、誰にでもなく、言い訳、でもほんと。

このツアーはもともとはテレフォンズとピルズでやってたんだよね、三年前かなぁ。
僕もまだ、この三バンドの誰とも出会ってないですね。
そんときはピルズはまだピルズじゃなくて、前のバンドだった。
今回はクアトロも入って三バンドで名阪。
相当に楽しそうだったなあ。
そういう空気は客席にも十分伝わって、
ステージ上もハッピー、
フロアもハッピー。
あんましMCしないナオヤが饒舌でおどろいたし、
タケチャンのMCはダダ滑りだったし、
石毛もよくわかんない展開になってたなぁ。
すごい、面白かった。

名古屋だっけ
ステージで石毛が言ってた
「このツアーのテーマは高校生の気持ち」ってのは、あながち照れ隠しでもなくて、
十代の熱気と純情をいつまでも胸にって事なんだろうなと思った。
ナタリーのインタビューで峯田くんが言ってた『作りたいのは1枚目。いつも1stを作りたい。』っていうのも、それに通じてるんだろうか。別物なんだろうか、なんて、ぼんやり思った。
あ、話がそれた。

two mans off。
大阪も名古屋もかなり面白かったです。
大変に仲がいい三バンドだけど、常時つるんでるわけではない。
でも、かなり親友。
そんで、やってる音楽はずいぶんベクトルが違う。
同じ音楽じゃんって、そんなくくりは大雑把すぎでないかい。
トンカツと刺身とあんかけチャーハン、どれも食い物には違いないけど、ベクトルが違うのと一緒。
だから、この三バンドでやるのは意味ある気がする。
メタル三バンドでも、パンク三バンドでもなく、
テレフォンズとピルズとクアトロが同じステージに立ってるのは、すごく面白いなぁ。
これが、そのまま拡大していくと、違う分、かなり大きなうねるになると思うんだけど、どすか。


もちろん、自然になるもんじゃないやね。
五年後、十年後に同じ笑顔で会えるかどうかにかかわっている。
やり続けて、拡げて、そして同じ場所にたって、同じ思いを持ち続けられるかどうか。
そりゃ、ずいぶんデカイ努力と運が必要。
たった今は、状況ではテレフォンズが一歩リードしてっかもしんないけど、直近のデータにすぎない。
んなもん、いつでも簡単にひっくり返っちゃうのは、僕だけでなく、誰もが目にしてる光景だ。
続ける事は難しい。ハッピーに続けるならなおさら。
誰でも簡単になれる訳では無いけれど、
王と長島と金田みたいになるといいね。
なんで、一人、投手なんだって?
400勝してんだからいいじゃん。
スポーツだって、ショウビズも芸事もロックも厳しいんだって。
音楽と友達と、両方いっぺんに手に入れたなら最高ね。
一晩、二晩のことでなく、ずっと続くと幸せね。
目指して、獲得するといいね
なんて思ったけど、これ完全に親父モードだね。恥ずかしいけど、ま、たまには。
なんで、そんな事思ったかっていうと、
すごく楽しい晩だったからだ。
あんまり楽しいと、せつなくなる。
超盛り上がりのまっただ中で、終わりを想像してんのかなぁ。
終わらない祭りだってあるのにね。
お、終わらない祭りいいじゃん。
ゴー!
ファイト!