FX

福岡のFXに行ってきました。
ここはすごくロケーションいいですね。
すぐそばに海。客席は芝。
いい天気でいい風吹いてて。
ステージから見ると客席があって、その向こうに海が広がってるんだって。
やっててとても気持ちいいってハヤシくんが言ってた。
アーティストにしか見られない光景があるんだね。
最近流行ってる言い方を借りれば、
「ウチノコ」は三組。
BIGMAMAthe telephonesPOLYSICS
なにしろウチノコなんで、全員勝てと思うんだけど、そうはいかなかったみたい。
勝つってなんだろう。
ビークルとかホルモンとか9mmとか、錚々たるメンツに囲まれて、あそこには勝った、あそこには負けたとかそういう事ではなくて、
自分たちのバンドの魅力が最大限に発揮されたかどうかって事だと思う。
だから10組の出演者中、5バンド勝ったらあとの5バンド負けって事でなくて、
10組全員が勝ちって事も、全員負けって事もありうる。
そういうのって、ライブっていうか、音楽の大きな楽しみだね。全員勝ちってあるとこ。
最高のパフォーマンスした人も、次回への課題抱えてさらに燃える人もいて、いい一日だった。


FXは初めて行ったけど、ほんと素晴らしいロケーション。
ステージが一つなのもいいね。近頃はかえって新鮮。
今、何が行われているか、全部分かる。
出演者同士、見に行ったりね。
転換中はバックステージで飲んでるけど、気になるアクトが始まると、みんな走って行って、突然そこがガランとする。そういうのって客席で起こってることと一緒だね。
ほんと、いい感じ。

トリはポリ。
おお、トリなんだ、感慨深いなぁという気持ちと、ん、ちょっと大役過ぎないかって気持ちが相半ば。正直に言うとね。
でも、杞憂だった。
無理であろうとなかろうと、「引き受ける」って大事だね。
そして、引き受けたからには期待以上の事をやってのける。
ポリシックスはずっとそうしてきたんだなぁと改めてて感じたよ。


アンコールの最後はブギーテクニカで、
ここは二日間あったこのフェスのシメなんで、特別企画。パン投げ。
飛んでるとこだけ見ても全然分かんないだろうけど、一枚一枚にPの焼き形が入ってる。
受け取った人しか分かんなくても、ただのパンでない。そういうの、すごくいいね。
アンコールの舞台袖には沢山のミュージシャンが待機してて、
パン投げに参加する瞬間を今か今かって待ってる。
だから登場は二曲めのブギーだつってんだろと言っても、その前のベイビーバイアスからみんなやる気満々で、
袖のスタッフが押さえるのに必死だった。
アイディアの最初はね、ごくごく近しい数バンドの方が参加してくればって思ってたらしいんだけど、
気がつけば、ほほ全員登場。
ああ、こういうのって、やっぱね、
音楽の中身も、そして人柄も、愛されてるからこうなるんだよなぁと
思ったんだけど、これ言わずもがなでしたかね。
これって、今日も結局親バカ日記だね。でも、そう思ったんだから仕方ないよ。
いい日だった。



補足、いろんなブログ。よろしければ

できぬかな
http://blog.excite.co.jp/polysicsblog/11509878/
テレフォンズのブログ
http://blog.livedoor.jp/diary_thetelephones/archives/2009-05.html?p=2#20090510
9mm.のスタッフブログ
http://9mm.jugem.jp/?eid=455
ケイタイモ
http://keitaimo.eplus2.jp/article/119099004.html