なにが大事かって

友達が携帯なくしたって言ってて、
全くそんなもんなくすなんて、なんなのよ、何回目なのよ
なんて笑ってみたけど
笑ってる場合でもない。
そして彼の携帯は、無くして三日後
自分ちの洗濯物に挟まってるとこが無事に発見されたみたい。

なんじゃそら。そして
うまらやし。
まちがいた
うらまやし。
自分の財布もでてこないかと、一瞬我が家の洗濯物をひっくり返しそうになるけど
あるわけないので、思いとどまる。
財布を無くしてみて分かった事がひとつだけある。
なんだ、大事なもんなんてそんなに無いんだな。
強がりではないですよ。
現金無くした分は節約すればいいし、思い切ってパチンコですったもんだと強引に記憶を塗り替えてもいい。
免許も保険証もパスモもタスポも再発行できる。
めんどくさいだけだ。
もともと生きていくってのはめんどくさいもんだ、なんて大上段に構えてみる。それって負け惜しみっぽいかしら。
でも、そんな風にとらえようとしてると、だんだんそんな気持ちになってくる。
今まで大事だと思ってたものの輪郭が少しぼやけ、何が自分にとって一番大事なのかが、少し分かってきたよな気がする。
なんつーポジシン。ちょと自分に呆れる。
今回の自分なりの教訓
「一番大事なものは再発行できないものだけだ。あとはなんとかなる」
どかな