ショーケン

友達に貸して貰った本
ショーケンこれ面白いよ。参った。
暴露本とか告白本とかでないよ。
芸事に生きる人の真面目さと不器用さ、一途さが詰まってる。
こんなに一筋に集中してたら、そりゃ世間との軋轢もうまれるだろうと思う。
真似しろといわれても真似できないし、たぶん、真似したくない。精神と体の両方ともタフでないと無理だと思う。
テンプターズの時代から逮捕されるまで、おれはコンサートの前にはかならず大麻を吸っていた。例外はただの一度もない。」
って一節に象徴されてるのは、余事を一切顧みずに一点に集中していく姿なのではないかと思ったよ。
だってそれ軽く10年以上だもん。例外はただの一度もないって、どんな事あってもそうなんだって、これって生真面目さのあらわれだと僕は受け取った。
別にそんな暴露話とかスキャンダラスな話とか、期待してもあんま出てこないっす。そこじゃないっす。
キワキワを歩く事を目指して、その通りにやってる人の半世記として、かなり面白いのでどうぞ。
多分真似はしないほうがいいっす、僕も含めて、常人は。