エコと直感

最近は小学校でもエコ教育が行われてるらしく、小学校低学年のウチの長女まで
チクユウオンダンカって何?
とか聞いてくる。
オンダンカするといつも夏になるの?
とか、初歩的なようで結構深いとこ突いてくる。真剣にならないと答えにくい。


エコの事だけでなくて、なんでもそうなんだけど、一個のテーマに相反する意見の人がいたりする。
こっち側の人の言い分もよくわかる、されどあっち側の人の言い分も分かる気がする。
知れば知るほど身動きとれなくなってしまう場面がある。
例えば、太陽光発電について。
無限にふりそそぐ太陽光を地上で使うエネルギーに変換できるなら、そんなイイコトないと思うのだが、
こんな事いう人もいる。
太陽光で発電するパネルを作る為に莫大な電気が使われてて、それはいいのかって。それを初めて聞いたときは衝撃うけた。
あと、割り箸。
友人に木材扱ってる人がいて、「森は間伐(間引き)しないと育たない。間伐材を使う人がいないと間伐する費用が出ないから森が育ちませんよ」なんて言う。
実際には間伐する費用がなくて、うち捨てられた森も多いんだそうだ。
その人の考えでは、割り箸でもなんでもいいんで有効利用したほうがいいって考え。
これも、だいぶびっくりした。
ま、昔からある「エコを叫ぶのに電気ギター」って話も、この路線上にあると思う。
どれもこれも鵜呑みにすると、
じゃなんにもしないのがいいって事になって、
それは話が違うと思う。
こっちとあっち、聞けば聞くほど、それぞれもっとも。自分の態度を決めにくい。
太陽光パネルに賛成の人は沢山いてきっとその人に聞けば聞くほど、なるほど賛成といってしまう気がする。
反対の人の意見きけば、それもきっと筋が通ってて、なるほどといってしまいそうな気がする。
これって、別にエコの話だけでなく、日常的にそんな事、おおいよね。どっちも選べない事。
やっぱ、途中までそこそこ聞いたらあとは、好みで判断するしかないように思う。
好みって言葉が軽すぎれば、直感。
ある程度は調べなくてはいけないけれど、袋小路に入ったら直感。
直感は結構な確率で間違うけど、何度も何度もいろんな場面で使っていれば、磨かれていって、間違う確率減るような気がする。
それしかないんじゃないかなぁと思う、最近。
なので、太陽光パネルはあり。割り箸はなるべくナシ。電気ギター、イエス
あれ、好みか。