KAREN

シェルターでKARENがやってたんで見に行った。
対バンはPeople In The Box。ソールドアウト。
ピープルみようと思ってドアを開けようとしたら、
開かねえじゃねか、
などと関東生まれでもないのにベランメエになるほどの盛況。
なるほどピープルって人気あんだなと、その時は思ったのだが、
KARENでも全く同じ状況で、
むむっ、これは、もしかして、KARENキテんじゃん
と嬉しくなる。
MAGGOT IN TEARS
この五月にファーストアルバムが出たので、新しいバンドだと思ってる人も多いけど、
もう二年くらいやってんだもんね。
正直にいえば、こんなに人が入ってるKARENは初めてのような。
CDが出ることによって、噂が膨らんだり、興味もってもらった人が増えたりして、
その結果、今日がこんなに盛況なのなら、CDを出すのが仕事の身としては、素直に嬉しい。
ま、地力でそうなっただけかもしんないけど、でもそう勝手に信じてると健康にいいので、そう信じる。
ライブとCDがそれぞれいい効果もって関連しあって、バンドを取り巻く環境がよき方向に転がってくのは、見てて嬉しい。
おかげさまで好評で、一時は売り切れてた店もあって、少々あせったりしたんだけど、増産体制も整い一段落。
好きな人が買って大事に聞く、そんなCDになってる気がする。


ライブはなにかういういしいような。
晴れ着着ましたみたいな。晴れ晴れしく、楽しそうで、少し緊張してたようにも見える。
それぞれキャリアある手練れが、なんかういういしいような、そんな風に見えた。そんなトコ見るのも新鮮。
ファーストアルバムの発売記念だから、そういうもんなのかもしんない。
ひねた新人バンドなんだなって、その感想はやや失礼。
来月はQUEでワンマン。
また違った味わいになるんでないだろうか。
新鮮さの変わりに熟成感が、でも嬉しそうな顔は変わんないって、そんな風景を想像する。機会があればぜひどうぞ。