POLYSICS/ZEPP TOKYO

daimas2007-12-01

なんつってもツアーのファイナルだ。
いっつもツアーやってるので、どのツアーなのか分かんなくなるけど、
これは10周年記念のシメのシメだ。
ゼップが売り切れたのは初めてだ。
つーか、ゼップのワンマンが初めてなんだけど。
うーん、少しだけ感慨深くなるけれど、ステージ上はお構いなしに
ど頭からハイテンションで突き抜けていく。

開演前は快適だったホール内の空調が、3曲目くらいですでにアップアップしてる気がした。
完全に室温が上昇しすぎ、
僕は4曲目ん時に上着を脱いで、5曲目ん時にはパーカー脱いで、
あっと、今日は長袖Tシャツだ、これ以上脱ぐものないと後悔して、汗かいてみてた。
いろんな人のワンマン見るし、いろんな人のゼップ公演もみるけど、
こんな風に一階の最前列から一番後ろまで、同じ熱量でグワーーーっと盛り上がってる光景は見たことない。

ハヤシくんはのっけから汗かいてるけど、
少しも運動量が落ちない。
ビリーザブートキャンプとかはこの人いらないと思った。ヤツはビリーより動いてる。
そして、一体人はどんだけ汗を出していいのか、「汗かき死」とかってないのかなと不安になるよな量だしてる。


なんて事が目につくけど、それは見た目のことで、
やっぱバンドって曲と演奏だよなとしみじみ思う。
演奏が確かだもんね。シュアーでタフなんだ。だからあんなに楽しくなる。
ガレージと打ち込みが同居してそしてギターがガンガン鳴ってるっていう、発明みたいなバンドは
作品ごとどんどん変化していった。
10年たっても、シングルが出る度に、新鮮なだもんね。実験と創造。
始まったころは、コンセプトだけじゃんなんてさんざん言われたけど、もうこんなカッコいい演奏して、
こんな刺激的な曲やって、そら面白いに決まってる。

二回目のアンコールのMCでリーダーが
「10周年ていっても、オリジナルメンバーはオレしかいないし(笑)
ヤノが入って3年だし」
とにかくまだまだまだまだ、もっとやるぞって話をしてた。
そうなんだよなぁ、ポリってそうなんだよなあと思って、
この、とどまる事をしらない『前進魂』がポリなんだって、
前から思ってたんだけど、今日も思った。


気が早いけど、きっと来年もCD出して、ツアーやるんだろう。
早くそのツアー見たいと思った。
ごく当たり前に、今回は総集編的だし、ベストヒット風。歴史を振り返るとこもある。
それはそれで、充分に楽しんだ。
来年のアルバムはどんなアルバムになるんだろう。それを主軸にしたツアーでは、どんな風にまた新しいポリシックスを見せてくれるんだろう。
終わってからスグにそう思った。気が早すぎだろか。そんな事無い。
メンバー自身が、超々前向きモードなんで、呆れられるくらいの前向きなんで、スタッフもファンも、さらに前進モードでいいんでないかと思った。どじゃろ。