ちょっと一息

いくつもの懸案が一段落して、ちょっと一息。
だけどなにも終わってない感じ。
そうなんだよね、例えばレコーディングが終わったとしても、それはレコーディングが終わっただけで、そこからやるべき事は一杯あって、
発売されたとしても、発売されただけで、その後やるべき事も一杯ある。
そしてライブがあったり、また次のレコーディングに向かっていったり。
それが一つのプロジェクトでなくて、
こっちのアーティストにもそっちのアーティストにも同時に起こってるんだから、
何かが終わっても、何も終わってない感じになる。


考えて見りゃ、どんな仕事でも一緒だけどね。
雑誌作ってる人もそうなんだろうな。
ようやく締め切りに全部間に合わせてほっとする間もなく、次号の準備。
学校の先生も、今年の卒業生送り出したと思ったら新入生。
ああ、それでも区切りがついてる方ね、まだ。
ウチのオヤジは毎日毎日、金属溶かして圧延してたらしい。
結構長いことやってたよなあ。僕が中学校の時にすでに勤続15年とかだったもん。そっからそっからさらに20年くらいいたんだないだろか。
それって飽きなかったんだろうか。
そんな事聞いたら「仕事は飽きるとか飽きないとかってもんじゃない」って怒られそうだ。
でも、
僕がいいたいのは飽きてるとか飽きてないとか、そんな話でもない。
では一体なんだろう。
勤続35年の前では、僕の一段落したけど一段落しない感なんて、あまりにも小さい事柄なんだけど、
時にはね、つぶやいてみたい時もあるですよ。40年だったかもしんない。


とっても春っぽいと思ってたら、肌寒くなっちゃった。
今年は花見はあんのかなあ。
なぁ千田(←業務連絡)