油断大敵

おっと、昨日は一息ついたら旅行でもなんて書いてて、
いくばくかののんびり気分が出てたのかもなぁ。
月曜になって、事務所に出てみると、なにやら問題が満載で、
プレス屋さんが一方的にルールを変えてきたんで、このままでは発売が遅れるアイテムとか、
デザイナーの意図を無視して印刷されたチラシとか、
印刷はあってるけど、ケースの色が発注ミスとか、
製品は問題なくあがってるけど、お世話になったあの方この方にさっぱり手渡されてないとか、
なんだかいろいろと混乱してるっつーか、滞ってるつーか。
むーん、不明を恥じる。
実は先週、結構難しい問題を二つ三つ、なんとかクリア出来たので、ちょっと弛緩モードだったのかも。
達成感、少しあったのよ。難しいだけにホッとしたっていうか。
実際には、その話とこれらの話はリンクしてない。
印刷の話で言えば、問題の発端は先々週の指示であって、それが刷り上がって発覚したのが今週なんで。
ケースの件もそう。時間軸はずれてるし、相手も違う人。
だからホッとしたことと、いろいろと明るみになってくるトラブルには因果関係はないんだけど、
この時期に露呈するって因果はある。それが今日しらされるってタイミングは、なんか意味がある。

そういう事なんだなぁ。
ま、油断すんなってメッセージだなあ。
今日発覚したことは、複数の人にご迷惑とお手数とらせて、なんとか実害ないとこまで修正できそうな気がする。なんとか。
トラブルつーかミスには何種類かあるけど、
先方が一方的に悪い事もあって、それは簡単に対処できる。
とにかく無料で、なる早でやり直してって事を、言うしかないもんね。
それがたびたびなら発注先を変えるしかない。信頼関係だからね。
さて、ウチのスタッフがミスした時はどうしようか。
単純な不注意、ケアレスミスって起こるんだけど、
実はこれ簡単でない。
どうやって再発を防ぐのかって事を考えると頭が痛い。
忘れたり、ボケたりするのが人間だもんね。
どうやってケアレスミスをなくそうかって、なんやらのシステムを編み出すしかないんでないかい。それはどうやる。
そのほかに、「お見合いミス」ってのもある。
これは宣伝の仕事だから、いやいや営業の仕事だから、はたまた事務所がやってる筈の事だから、
なんて全員勝手に思ってて、蓋を開けたら誰もやってなかったって事がたまに起こる。
「何をお見合いしてんじゃボケー」とは言わない、『嗚呼花の応援団』ではないので。したがって「ちょんわちょんわ」とも言わない。[rakuten:asahi-record:11679846:image]
お見合いの件は、いつも話し合ってれば解決できそうなもんだけど、
顔は合わせてるけど、肝心の事は話されてないって現象は頻繁に起きる。
誰が悪いのか曖昧なミスは、責任が曖昧になるので、再発を防ぐのが難しい。
これもなにかシステムが必要なのだろうかしら。
マニュアルとか仕組みとかでなくて、もっとスパーンと
「一生懸命やりまーす。以後気をつけまーす」
で済むと、青春ドラマっぽくて爽快なんだけど、実際にはそうもいかないみたい。
ちょっと立ち止まって考えてみたり。
いろいろ考えないとね。


ケアレスミスの話だけど、例えばA君がいて、彼はとってもおっちょこちょいで忘れん坊だとする。
心配で心配で、朝から晩まで「あれやったか、これやったか、それはどうなった」と確認しまくる事も可能だろうけど、
果たして本人はそれで向上すんのだろうか。
自分でやった方が早いという思いと、誰かを育てるという考えとの間にはだいぶ大きなハードルがある。
そこは僕も勉強中。


えーつまり、今日の教訓は
「終わるまで浮かれるな」
ところで終わりっていつ、それは何。
ないかもね。あるかもね。
一区切りならしてもいいかな。えっだめ。
それはまた後で考える。