最近の仕事のこと、3月4月

春頃発売のバンド、今作られてるアルバムの一曲、「イントロだけでもの凄くツボなんすよー」とウチの清水(メガネ兄弟・弟、推定年齢32歳)がCDR聞かせくれた。
ルースターズというよりバトルロッカーズみたいな、でもニュールンベルグんときのルースターズみたいな、しかもホイッスル鳴って、ティンパレス風なサンバなニオイも入っちゃって、
これは一体なんだろか。
なんなのか形容しがたいが、これは確かにすごいんだ。
トラックダウンがまだなんで、イントロしか聞かせてくれないその曲とアルバム全体が完成するのが待たれます。


ロストインタイムのアルバムは3月2日発売。
さっき、初回特典のDVDみたんですけどね、30分強のドキュメントになってて、
海北くんと源ちゃんが、それぞれ今思ってる事が肉声できけて、これ僕がみてても興味深いです。
PV2曲。
演奏シーンもたっぷりあります。
11/23の渋谷アックスからも一曲。青森ROXXでの弾き語りもいい感じ。
アックス直前の4人でやったシェルターの映像が、とっても貴重な映像だと思うんで、これみなさん手に入れた方がいいと思ったっす。「鼓動」っす。
初回盤にはもれなくついてきます。
完成してるアルバムをもう一回聞き直してみると、やっぱいいわ。
実はいつも、音楽について話すときはなるべく「いい」って言い方をしないようにしてたんだよ。
「いい」って言うといつも反対側にある「悪い」って言葉を思い出しちゃう。別にいいとか悪いとかないよなあ、なんて思ってるんで。
でも、今回だけはそうはいかないみたい。
「さあ、旅を始めよう」ってアルバムは14曲入りで、ほんといい曲が一杯入ってる。子どもみたいな言い方でもうしわけないけど、
でも、単純に、いい曲一杯入ってる、いいアルバムなんですよ。
それしか言えない。


4月には初恋妄℃学園から銀杏BOYZのDVD「僕たちは世界を変えることができない」が発売。
これって、去年発売されるもんだとばっか思ってたけど、今年の春なのね。
できかけのDVDを4畳半みたいな6畳間みたいなとこにぎゅうぎゅう詰まって、見てたけど。
身動きとれなかったなあ。
終わってみたら、2時間半越えてたんだけど、一瞬みたいだった。
銀杏て、なんかその特殊なバンドのようにみられてっかもしんないけど、
このDVDに詰まってるのは、演奏して、レコーディングして、リハして、合間にはしゃいだり、じゃんけんしたり、会話したり、
笑ったり、怒ったり、
つまりは普通の暮らしだけだ。バンドって事だけがちょっと普通でないだけだ。
だけど、どこにも平熱のとこがない。
異常な真剣さで、なににでもどこででも信じられないくらいのエネルギーを注ぎ込んで放出してんだなあって事があらためてよく分かる。
なにかヘンな事をやろうとしてるんでなく、ただただ真剣にやってるだけなんだ。あまりに熱量が高いんで圧倒されて、吸い込まれる。
でたら、みんなびっくりすると思う。口あけてぽかんとすると思う。


春、楽しいね。