風とロックフェス

二日間あって、昨日と今日だった。
あんら、今日と明日の二日間だっててっきり勘違いしてた。
東京ムードパンクスは昨日だったのね。来りゃ良かった。でも無理だったな、くよくよしない。
風とロック箭内さん、銀杏の峯田くん、サンボの山口さん、リリーさんの4人のトークがタイムテーブルでは30分とあり、そんなに長くて大丈夫かいなと思ってたんだけど、リリーさんの喋りがバリバリに立ってて、すごかった。
全員立ちで、満員御礼でトーク見るってのも不思議な体験だったんだけど、全く飽きなかった、いやかなり面白かった。
会場の前には「チケット譲ってください」って書いた段ボールかざす人多数。
どうして、ああいう時は段ボールなんだろう。そんな些細な疑問はおいといて。
場内には「見た顔」多数。常連のお客さん。
かなり倍率の高いチケットなんだけど、なんとかして手に入れる人はなんとかして手に入れちゃうんだなって、当たり前のような当たり前でないような事に関心する。
あれ、どうやってるんだろ。
いやあ、ほんとにいつもいる人はいるんだよね。
僕は買ってないので、ちょっと申し訳ない。


6時に開場してから、木村カエラトークショーリリメグアンガールズ銀杏BOYZサンボマスターと終わったら12時5分前だった。
どこの会場でもそうだけど、その中でもクアトロって時間にシビアな印象だったので、おおいに驚く。
風とロックフェスの底力みたいなモンをそんなトコにも感じる。

銀杏はいつにもまして異様なテンションになってて、鬼気迫る。
ゾワゾワっとした。
銀杏はコアなものをそのままコアな形でだして行くって決めてんだろうなと思う。
サンボマスターはコアなものをもっともっと広がる形で発信していくバンドなんだろなと勝手に思ってる。
同じとこと違うとこを意識しながら、なんだかんだ言って仲いいのが、僕にはとっても素敵な事に見える。ハタからみてるとそう思う。

終演後、会場内で軽く乾杯あって、リリーさん見つけて「ども、久しぶりです」とは言うけど、なにか言いたい事があるわけでもない。
その場にただよってる空気がとってもいいもんで、嗅いだりひたったりしたいだけだもんね。
リリメグでもギター弾いてた遅刻さん、あるいはタクちゃんは、僕にとってはグループ魂のギターっていうより、ずいぶん昔からいろんなとこで会う人ってイメージ。
留美ちゃんバンドでギター弾いたのはハッキリ覚えてるけど。あとはどこで会ってるっけ。沖野くんのバンドでも弾いてなかったっけ。どうだっけなんて話をする。
大ざっぱにしか覚えられないので、今度あったらまた細かく聞き直す事になるかもしんないけど、許してね。また今度。
峯田くんと少し話したり、村井くんが持ってた焼酎を少しもらったりしてるうちに1時過ぎちゃった。
クアトロにこんなに遅くまでいたの初めてだ。改めてビックリする。

箭内さんは魅力的な人。キレ味鋭いんだけど、表面はユルい。いろんな事がトゥーマッチ。
風とロック」もただだもんなあ。
ただだからいいやって感じが全然しなくて、写真とかこれでもかって載ってるし、充実してるけど大変そうなコーナーも多いもんね。
今日のイベントもトゥーマッチ。
こんなてんこ盛りの企画をやろうと思い立つ人って他にいるんだろうか。長さも中身も。そして最後まで楽しめようにちゃんと構成してある。
最後まで面白かった、それ重要だよね。
一日だけ見たんだけど、これ二日やってんだもんね。体温が相当高いんだろうなあ。いやいや。
いい日だった。