デジタル

今日は早くかえって家で写真を見ることにする。
こないだ、写真とられたアーティストのデータが入ったDVDR。
デジタルっていうのは便利なもんで、撮ったらすぐに焼いて手渡してくれる。
しっかしまあ、これを見るのは一苦労。
平気で1000枚くらい撮って、ハイドウゾって持ってくる人もいる。
こんなに撮ってくれてありがとうって言いたいとこだけど、どうしよっか。
フィルムの時は、ノリにノっててもちょっとは遠慮するもんだ。
フィルム代も現像代もバカになんないもんね。
ケチ臭いって?そうでもない。予算は大事な事だし、そんな制約がある方がやりやすいってカメラマンも多い。
デジカメはそんな枠がスコーンと外れちゃう。
これは家族写真とってるお父さんも一緒。地面とか平気でとっちゃう。
とにかく多い。
誰かにセレクトしてもらってもいいんだけど、それは10枚なのかキメの1枚なのか。
任した、見ないぞって選択もあるけど、ちょっとは気になる。
他にいいのがあるかもなあと思い出したらやっぱ全部見ないと始まらない。
今日は500枚ほどだけど、PCに取り込むだけで結構な時間。
読ませながら本よんだり、ブログ書いたりするけど、なんとなく落ち着かない。
取り込んでからソフト立ち上げて、一枚ずつ見ていくのもだいぶ時間かかるんだよなあ。
一応、小さく並べて見る機能もあるけど、次々とページが変わる機能もあるけど、なんかストレス溜まるんだよなあ。
ま、マシンが貧弱なだけかも。

フィルムの時は、大きな写真に焼く前に、ベタでチェックする事が多い。
細かい写真が一杯並んでるヤツ。
こっちだと、サッサッっと進む。
紙で出すって大事だな。
かなり多くても、じっくり見るべきトコとパッパ飛ばすべきとこが、目を手のリズムになって作業が進むので、気持ちがいい。
こんなとこはアナログに軍配があがるなあ。
あれ、気づいちゃったぞ。そんな事いうなら、今から見る写真も、取り込むだけ取り込んで、プリントアウトすればいいんだ。小さく並べて。
でもなあ、なんだかそれはせっかくのデジタルデータに悪いような気もする。PCで見るのが作法のような。
とか言ってらんないから、プリントするぞっと思ったけど、家にはカラープリンタないんだった。
うーん。
気持ちよく大量の写真をリズムにのって閲覧できるソフトが出来る事を願いつつ、今日は観念して一枚ずつクリックしよう。