LOST IN TIMEのスタークラブ
昨日は神戸でLOST IN TIME見た。
Natural Punch Drunkerとghostnoteが一緒だったけど、いろいろと用事があって、着いたらロスト。
満員で熱気溢れてる。
売り切れ。
ロストは、本来の歌心に加えて、もっとタイトに更にロックしていこうって気合いがありあり。
これはこのツアーの特徴らしい。この感じいい。
汗がしぶくのはいつも通り。
こうやって、前進していくんだなあと思う。そこに向かってる。
もちろん、思ってすぐに100%実現できる事なんかほとんどない。
4回転ジャンプに挑戦しようって思う事と、実際にそれがやれるって事は違う。
研究して練習して、何回かは失敗して、苦労のすえに獲得するからいいんだもんね。
ライブを見る楽しみの一つはプロセスに立ち会えるって事だと思う。
別に、今が未完成って言ってるわけでは決してない。そんな意味じゃない。
変化はいつも求められるもんだし、そもそも完成形ってないんじゃないかなあ、最後の最後まで。そんな姿勢のバンドが好き。それが今のロストだと思った。
見に行ってよかった。
どんどん進化していく過程をずっと追っかけられるのは、いいなあ。
大げさだけど、同じ時代に生きた人しか味わえないもんね。
ロストの事だけでなく、いろんなアーティストにあてはまる事だとは思うけど、
100年前に生きてた画家の絵より、今日のライブが胸に来るって、そんな事がいくつもあると、僕は住みやすい。住みやすい世間。
当たり前だけど、やっぱ、ライブっていいなあと思う。
最近どんな感じなのって、日常の会話の中で聞いても、それは話でしかなく、バンドが思ってる事ってのはライブの方が分かるんだなあと思う。
説明してもしょうがないトコあるもんね。
話すより見たほうが早い。
それはバンドらしいと思う。
ツアーも終盤。
東京に戻ってからの野音も楽しみだ。
メンバーの意気込みも高く、野音はツアーの最後というより次へのはじまりって聞いてるけど、それも話だけ。
見りゃ分かるから見ようと思って。
どうも、はじまりらしいので、どんなはじまりなのかを。
以下は少々蛇足なので、もしナニがナニであれば…
打ち上げは3バンド、スタークラブのスタッフの方々、清水音泉の人々などなど参加して、大にぎわい。
やたらうるさくて、大きな声で喋らないと会話できない、そうなるとその隣の人はもっと大きな声でしゃべらないと通じなくて、そのまたとなりはさらに大声で、エスカレートしまくって大声大会の様相。
面白いんだけど、あとで冷静に考えると、歌う人の喉にはよくないよなあと思う。
ヒソヒソするか?しんみりいくか?
最後の最後の締めで、今日の企画の清水音泉の「桶洗い」さんが昨日誕生日だった事が発表され、
スタクラスタッフによってケーキ登場。
やっぱ、ただいただいて、ただ食べるわけにはいかないのが、ここらのしきたりらしく、
しっかり顔で受け止める「桶洗い」さん、ナイス。ほんとにナイスだったかどうかは後でも少し冷静に考える。
多分ナイス。
蛇足の蛇足で彼のブログ
http://onsen3.cocolog-nifty.com/blog/
ケーキのあとの話が、いい話。僕は読んで良かったなあと。
お疲れ様。