春でいいよね

昨日の夜は早く帰ったつもりだったが、帰り道迷いに迷って、ほうぼう。
でも、少し暖かくなってるから、苦にならない。
昔はよく、住宅街を散歩した。
いろんな家を見るのが好きだった。
道々、大きい家もあり、小さい家もあり。
外から見ると明かりがついてたり、ついてなかったり。
そこには、一つずつの暮らしがあって、ホントは家族の人数分の暮らしがあってとか、そんな事を考えた。
僕が学生の頃は、風呂のあるアパートに住んでる人って滅多にいなかった。
携帯なんか全然、有線の電話ですら持ってなくて当たり前、アパートに一つだけ公衆電話があるってのが多かったと思う。
夜、急に友達に会いたくなったら、突然に行くしかない。
行って、居なかったら引き返すだけ。それもまた楽しいんだけどね。
そんな時代だったなあ。別に関係ないけどね。今さらそんな事いってもね。
でも、なんにもい無い部屋で、ほんとなんにも無い部屋で、一人でいるといろいろ考えるんだよなあ。
その時間て、今考えるととっても大事なもんで、とっても贅沢な時間だったと思う。
もう一回やれって言われても出来ないけど、その頃に戻れって言われてもそれは無理だけど、
とっても貴重な時間だったと思う。
だから、今そんな時間を味わってる人は、大事にしたらいいと思うんだけどなあ。
携帯あっても、風呂あっても、例え12畳のリビングあったとしても同じじゃないかな。
スタートはそこで、そこからどうするみたいな、そんな事を一人で考えたり。
って、そんな事を迷い道歩きながら思い出した。何言ってるか分かりにくかったらゴメン。


今日の昼はなんにも無かった。
急に本が読みたくなって、『アマゾンで買って読んでないコーナー』から一冊。
「国境の南 太陽の西」そういえばこの本は、この日記のコメント欄ですすめられた本でないか。
それで買おうと思ったんだった。
20ページほど読み進めると、とってもハマって来た。ああ、教えてもらってありがとう。食わず嫌いでした。感謝してますよ。
タイミングだなあと思う、今じゃないと読まない本だろうな。
なんとなく、一年前でも、10年前でも、その時に出会っても読まなかった本のような気がする。


昼間、近くの広場みたいなとこで、近所の子とウチの子が遊んでる。
横目でみつつ、続きを読む。
だいぶいい陽気になってきた。
気がつくと、よだれ垂らして寝てた。
子供たちに注意を受ける。すまん。
いやいや、ここは悪い人これないように柵あるし。
なんだかんだ言って、いい陽気すぎるんだよ。
とにかく、すまん。


夕方はちょっと用があって、夜まで外出。
帰ってから読もうと思ったら、家でまた寝てしまった。
そして、夜中に中途半端な時間に目覚めて、
日記を更新。
平和だって事で。
春らしいって事で。
もう、春って事でいいよね。

なんだかね、日常の事でもね、仕事の事でもね、新しいことが沢山起きそうで。
いつくかの芽が丁度ふっくらで、もうすぐパンパン。
いいニュースが沢山ありそうなんだ。
春でいいよね?これ。