雑感

民放のオリンピックの悪口言ってたら、今日はハマってしまった。あらら、一日で。なんやら撤回。
男子のモーグル、ついつい魅入っちゃった。
後半になると、すっかり日本の選手の事を忘れて、競技だけ見ざるを得ないってシチュエーションも確かに影響してんだろうな。
モーグルというと、「7」までは真剣にファイナルファンタジーに取り組んだ世代としては、ちょっと気を許すとモーグリって言ってしまうんだけど、そんな事も全く関係なく、男子モーグルよかったなあ。
滑降するスピードとエアの関係がなあ、いんだよなあ。
試合の流れがすごくてさ、熱気がどんどんあがっていって、いろんな選手が自分の100%以上だす空気につつまれてるんだよ。
で、あとからあとから、いい感じの覚悟の顔つきの選手が出てきて。
しかも、最後の最後に出て来た人が、ホント完璧にやってのけて。
あそこまで、待たされて、最高にプレッシャーかかった上で、最高点だすんだもんなあ。
前はね、エアだけでいいじゃんと思ってたんだよね。
タイムとか気にしないで、エアだけで採点しろよとか、勝手な事も思ってたんだよ。
でも、コブだらけを全速で滑るって事と難しいジャンプをミスなく決めるって事を両方やるのがいいんだなって、今年初めて思った。
僕らみたいな普通の人は、メチャクチャ頑張ると、テンションの高さは感じるけどアラが目立ったり、あらぬ方向に飛んでいったりするんだもんね。頑張ったからいいみたいな、全力だからいいみたいな。
全力出す事を、全力でコントロールする緊張感みたいなもんが美しい。
ちょっと感動したなあ。
最後の最後、最高にプレッシャーかかったあの場面で、きっちり完璧にやるとげる、完璧以上にやりとげる、あんな人になってみたいと思ったよ。


そんな話してていいのかな、ここ。ま、たまには。