アマゾン

日曜。
だらっとしたら、ひたすらだらっとしてて、ニントモカントモ。
アマゾンよくないなあ。
ちょっと面白そうだと、すぐにクリックして注文確定しちゃう。
「24時間以内に発送」ってのはキャッチの勝利だね。
一日って言わないで24時間。それ早そう。
お届けまで二日とも言わない。とにかく発送するのは24時間以内。うん、早そう。
夜中に起きてて、今、注文すると、夜が明ける前に届きそうな気がしてくる。僕だけだろか。
文句でない。ほめてる。購買者の心理をくすぐる。
そんな仕掛けは、ほかにも随所にあるんだよなあ。
DVDの値引き率とか異常っていってもいいもんね。
とってもドライで利便性の高いシステムだと思う。
買う人は嬉しいだろう。でも、他のお店の人は相当ヤだろうな。ヤとかって問題でもなく、深刻だと思う。
でも、買う人にとって嬉しいって事は邪魔できないもんね。
それがアマゾンの特色なら、別な特色で特徴で、お客さんを引き付けていくしかないもんね。
僕らが出してるCDでは、店でどう扱われるかって事がとても大事。
雑誌ラジオとかテレビとかで取り上げられてなくても、CD店でちゃんとコメントついて展開してあれば、それが一番だったりするからなあ。コメントが、人が書いてる感じだとなおさら。
CDを買う人に一番届くメディアはやっぱり店頭なんだと思う。
そんなお店、血の通ったお店、特徴あるお店には、ずいぶん世話になってる。
そこはきわめて大事なとこで、そういう事はもっともっと太くしていきたいなあ。
そこはね、もっと僕らも考えないと。
ベストセラーばっかり売れる世の中になっちゃったら、働く場所なくなっちゃう。

おっと、固くなった。


24時間以内に発送つっても、発送されてから届くのには一日かかる。
二、三日後に届いた時には、なにに引っかかって欲しくなったのか、ピンと来ない本もいくつか。
おかげで、買ったけど読んでない本で一山できちゃった。
アマゾンのせいでないよね。よく無いなんつってゴメン。僕が悪かった。
どれから読もうか、考えてる間に短いほっこりタイムは終わる。
日曜つっても、なにかと、いろいろ。